～永世学園の過去～ (ページ18)

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ヒロトの心ページ18

俺は、父さんが嫌いだ！この前だってわざとじゃないけどつぼを割っちゃったんだけど、何事もなかったからのように【片ずけておきなさい】だけ言ってスタスタ行っちゃって(泣)
ちっちゃい頃からずっとそうだった。
姉さんとは、結構年が離れてるし、受験とか色々大変で忙しいからあんまり遊んでくれなかった……俺といつも一緒にいてくれるのはサッカーボールとメイドその人たちだけ。
きっと、こんな思いをしているのは俺だけなんだろうな……
そしたら変な奴が俺の部屋の窓から見えた。
サッカーボール持ってるな！アイツもサッカーするのかな？

なっ！？いきなりアイツリフティングし始めた。ま、俺の方が上手いよ！と思いながらリフティングをする。……少しサッカーやってアイツは森の中へ消えていった。
あれは、誰なんだろ？

次の日も俺たちはサッカーをした。
3日目俺は久しぶりに外に出てみた。
タ「君！凄いサッカー上手いね！」
ヒ「え…うん？」
タ「ね！いつかさ一緒にフットボールフロンティア出てさそんで、優勝しようよ！」
ヒ「フットボールフロンティア…」

【↑うろ覚えです！すみません！！】
あ、父さんが帰ってきた。
タ「父さん！！」
ヒ「父さん？」
あれは俺の父さんだ。アイツは……なんなんだ？
いつの間にか俺はアイツにみられないように隠れていた。やっぱり父さんは俺のことがいらないんだ。

なんで？なんで俺は俺はいるんだろう。
父さんからもいらないって…俺は一人なのか！？
１人…ひとり…ﾋﾄﾘ…ﾋﾄﾘ…嫌だ…