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そこから二人で作業をして、見落とした箇所を見つけて、仕事を終えることが出来た
菊池もこれで仕事を切り上げて、一緒に職場をあとにした
『本当にすみませんでした…先輩、ほんとだったらもっと早く帰ることができたのに、俺のせいで』
「菊池は悪くないよ、あれはややこしいから俺が予め言っとかないといけなかったのに忘れてた、申し訳ない」
『…中島先輩ってほんとに優しいですよね』
「いや、先輩として言うべきことを言い忘れてたから…」
『あれは!完全に俺のミスですし、中島先輩はいつでも丁寧に教えてくれてすげえありがたいですし、
俺が先輩に教えて貰ったからできた仕事なのに終わったら絶対"ありがとう"って言ってくれるし、仕事も超できるし
…めっちゃカッコイイです』
突然褒められて、どうしたらいいか分からず黙ってしまって、二人の間に沈黙の時間が流れる
『…先輩、今日飲みに行きません?』
その沈黙を破ったのは菊池だった
俺はシゲ以外の職場の人と飲みに行くのはあんまり好きじゃない
『今日めちゃくちゃ迷惑かけたし、お礼させてください!』
「…あれは先輩として当然の事だから、お礼とかはいらない」
『…それだけじゃなくて!もっと先輩とお話してみたいです、ダメっすか…』
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ぴ(プロフ) - yukineさん» コメントありがとうございます!嬉しいです、がんばります(涙) (2020年2月26日 0時) (レス) id: f7c6658784 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - sz all担さん» コメントありがとうございます!またお話が思い浮かんだら書かせて頂きます! (2020年2月26日 0時) (レス) id: f7c6658784 (このIDを非表示/違反報告)
yukine(プロフ) - 更新頑張って下さい! (2020年1月25日 13時) (レス) id: 4c948e7ee6 (このIDを非表示/違反報告)
sz all担 - 病める時も健やかなる時もが好きでした!健人くんでまたそういう話できますでしょうか? (2020年1月24日 16時) (レス) id: 64c6d97e11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴ | 作成日時:2019年11月4日 18時