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亜「じゃあ、またね」
気が済むまで課題の
邪魔をしてくれた亜嵐くんは
日付が変わって少しして帰って行った。
泊まらなかったのは
課題提出に追われる私への
彼の優しさなんだと思う。
亜嵐くんやっぱ泊まれば良かった
もう会いたい!
後悔してるみたいだけど。
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ミ「それにしても、亜嵐くんベタ惚れだね」
無事課題を提出し、
いつもの特等席でお昼。
ミカがコーヒー片手に言う。
ナ「羨ましいわ」
『うん、嬉しいのは嬉しいんだけど…』
ミ「なに?」
『その…私ってさ、割と淡白な方だと思うのね?』
ミ「恋愛に?」
『そう』
ナ「あー、確かに元彼ん時も連絡遅いとかで浮気疑われてたよね」
『そうそう』
私、連絡もマメじゃないしなー。
ミ「男みたいだよね」
ナ「男よりタチ悪い」
『…可愛げ0だよね』
最近思うこと。
亜嵐くんと私では、
なんだか温度が違う気がする。
ミ「Aの面倒なところはさ、いざ相手も同じように淡白な人だと、それはそれで不満なんだよね」
ナ「かと言って、相手がスーパー彼女依存性だと重くて鬱陶しくなる。」
…私、最低じゃない?
ミ「愛想つかされないように頑張んなー」
他人事だと思って!
でも、これって解決策あるのかな。
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さき(プロフ) - れっどあっぷるさん» ありがとうございます!コメント頂けて本当に嬉しいです!!更新なかなか遅いのですがこれからも応援して頂けると嬉しいです^ ^ (2018年1月3日 15時) (レス) id: e57df57395 (このIDを非表示/違反報告)
れっどあっぷる - すごくドキドキしました!!ほかの作品にはない独特の暖かさがあってほっこりしました!!続きもすごく楽しみです!!更新頑張ってください!!応援してます!! (2017年12月31日 13時) (レス) id: 42b2636626 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さき | 作成日時:2017年12月4日 14時