眼帯の女 ページ5
茶髪のサイドを揺らしながら、ずれる右目の眼帯を押さえながらも女子二人を追いかける女。
女１「あぁ、追いかけて来たの？
来なくていいのに。行くわよ、あいつしつこいから。」
女２「それじゃあね、イケメンくんっ」
俺の元を去った女子二人は、近くの階段を上って行った。
しかし、その女は諦めずに女子二人を追いかける。
「待ってよ！その本は借りたもの！返して・・！」
本？
あいつらが持っていたのは、この女の本なのか！
階段を駆け上がる女。汗だくだ。
女２「しつこいわよ！！」
すると女２は、駆け上ってくる女を突き飛ばした。
「きゃっ！！」
女１「そ、それはまずいんじゃ！」
女２「い、いいのよ！
だって、あいつが悪いんだから！」
総司「！！」
・
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＊
〜俺の心が、揺らぎはじめたときだったのかもしれない。
＊＊
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・
A視点
「・・・・え？」
総司「・・・大丈夫か、ケガはないか。」
目を覚ますと、さっき女子二人と話していた男の子がいた。
すごく心配そうな顔で見てくる。
・・ていうか、私抱えられてる！？
「だっ大丈夫です！あっありがとうございますっ・・///」
私はすぐ、男の子から降りた。
女１「まあ、命拾したんじゃ・・ない？」
女２「本は返す！・・ご、ごめん。」
女子二人から、本を返してもらった。
「うん、ありがとう。
でも、もうこんなことしないでね。」
女１「！？」
女２「・・・なによ！
い、行くわよっ！！」
総司「・・・・お前」
「どうしたんですか？」
男の子は驚いた顔をしている。
総司「いや、だって今許した・・
ていうか、ありがとうって・・」
「言いましたけど・・？」
総司「なんですぐに人を許せるんだ・・？」
「昔からです。
よくわからないけど。」
総司「そうか・・」
A「あっ、自己紹介まだでしたね！
私、琴吹Aです。よろしくお願いします。
ちなみに図書部です。」
総司「俺は沖田総司。
図書部、俺入る予定なんだ。」
A「本当ですか！？嬉しいです！
あっ、お礼として職員室案内しますよっ(ﾆｺｯ」
総司「ありがとう。」
笑顔で俺の前を歩く琴吹。
今の笑顔は、どこかで見たことあるような気がする。
・・・気のせいか。
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ゆーみやン(プロフ) - するめが美味しくてたまらないやつｓ＞ｗｗｗｗ眼帯萌えますよね!! (2012年11月18日 16時) (
レス) id: 32f79f0f0f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - クルカｓ＞総司かっこいいですよね！がんばります！うん＾＾よろしくね、クルカ！ (2012年11月18日 15時) (レス) id: 32f79f0f0f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - ななはさん» 初めまして＾＾かっこいいです！マジでやばいです！！（（ それはどうでｓｙ（（（ はい！がんばります！！ (2012年11月18日 15時) (レス) id: 32f79f0f0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーみやン | 作成日時：2012年11月16日 16時
