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「先生!どう?見つかった?」
『悠仁…それがまだなんだよね』
正直、すぐに見つかると思った。
彼女の働き先に押しかけたけど昨日から音信不通だという
『ま、多分今日見つかるさ』
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『は??』
彼女の働き先の人に住所を教えてもらい目的地に行くと
人が住んでいいのか不安になるくらいボロいアパートだった
『えーっと、5号室』
あった。
錆びたドアノブになんの躊躇いもなく触れることが出来るのは彼女がこの奥にいるという希望があるからだろう
ぎィ
「あ??誰だお前、借金取りなら昨日きたろ」
『お前こそ誰だよ』
「俺か?ここの住人さ」
おかしい、ここには彼女が住んでるはず、
”お父さんが借金して…”
そう、つらそうに言葉をこぼす彼女が脳裏に蘇る
『お前、加佐原 陽志の父親か』
「ん?そうだよ。ま、しばらくは戻って来ないがな」
「あいついま、借金返しに行ってるかなぁ、毎度毎度ご苦労なこった」
『どうゆうことだ。はっきりいえよ』
少しずつ、拳に力が入る
「_______________。」
バキッ
・
・
・
・
『っくそ、早く!!!』
間に合え、間に合え!!!!!!
・
「おれがつくった借金を返すのがあいつの役目だ。今頃男と戯れてんじゃねぇか?今回は額がデケェから臓器のひとつやふたつ売らねぇと足りないと思うぜ」
・
公園の閉鎖まであと0日
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きゃんぱすのーと - .........うん、神作ですね。最後ちょっとだけうるっときちゃいました。 (2021年3月28日 23時) (レス) id: 2663ee4703 (このIDを非表示/違反報告)
緑の白猫 - 確かにこれは神作だ…。ただ愛されてるわけじゃない…。この作品大好きです! (2021年2月23日 20時) (レス) id: 41276e8159 (このIDを非表示/違反報告)
叶夢(プロフ) - はぁぶ。さん» 数ある作品の中で私の作品を読んでくださったこと、またお褒めの言葉ありがとうございます! (2021年2月21日 18時) (レス) id: fcd5d8a1ba (このIDを非表示/違反報告)
はぁぶ。 - 神作…。化け物かy(((殴 すこです。おうえんしてます! (2021年2月21日 18時) (レス) id: 07f592de9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:叶夢 | 作成日時:2021年1月31日 18時