うちの生徒会長はモテモテです。【シルク】

お前なら ページ8

マサイside


今、生徒会室にはAとンダホのみ。

Aのことが好きな2人がいなくなって嬉しいけど、ンダホがいる。


クソ...ンダホがいなければAを独り占めできたのに...。


とオレはなにも悪いことをしていないンダホを睨んだ。



みての通り、オレはAが好きだ。

小学生の時、オレは気弱でオドオドしていたから、よく同級生からいじられていた。

近くを通る人はみんな笑ってた。



でもAだけは違った。



Aはいつもオレをかばってくれて...


その時からずっと好きだ。



なのに...告白できないのはAのことが好きな奴...シルクとモトキがいるからだ。



シルクとモトキは結構大胆でAといつも一緒にいるから、なかなか2人きりということがない。



...オレも大胆になった方がいいのかな？



と思いつつ、入学式の流れを確認した。



オレの持っているA4の紙にはたくさんの文字が並んでいる。



マサイ「...やべぇ緊張してきた」



オレはボソッと呟いた。するとンダホが



ンダホ「オレもー」



とのんきそうに言った。



...おめぇ一番簡単な仕事だろっ！！



マサイ「お前 パソコンでスクリーンに画像を映すだけだろw」



オレはダブルツッコミ(゜o゜)＼(-_-)をいれた。

するとンダホはさらに



ンダホ「ははw でも 一番緊張するのはAだよね」



とAの方をみて言った。



余計なプレッシャーあたえんなよ...



とオレは、ンダホにあきれながらAの近くに行き



マサイ「お前なら大丈夫だ だってあんなにたくさん練習したんだろ？ がんばれ」



と頭をポンポンしながら言った。



ちょっと強引だったかな...。
オレはAの顔を覗くと、



A「...うん」



と少しだけ顔を赤くして言った。





お前なら大丈夫だ。



だって誰よりも努力している奴だから。

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