うちの生徒会長はモテモテです。【シルク】

勉強会スタート！ ページ31

シルクside



オレはAの部屋を見渡した。

きちんと整頓されている。
ベッドもきれいだし、ゴミ一つ落ちていない。
しかもAの好きなラベンダーの匂いが部屋全体に充満している。



女の子の部屋だ...。



Aの部屋に来るのはほんとに久々で緊張する。
しかもモトキとマサイはコンビニによってから来るって言ってたし、ンダホは着替えてから行くって言っていた。Aは下でお茶とか準備してる。



今ここにいるのはオレだけ、だから余計に緊張する。
オレがそんなこと考えていると、ガチャと音がなり、Aが入ってきた。



Aは着替えたらしく、白のTシャツに半ズボン、灰色のパーカーを来ている。Aは笑顔で、



A「お待たせ！」



と言った。オレはAが隣に座ったと同時に数学のテストを出し、



シルク「ここ...わかんないんだよね」



と言った。Aが



A「んー？どこどこ？」



とオレとAの距離が近くなったとき、



ピーンポーン...



とチャイムの音が鳴った。
Aは立ち上がり、



A「マサイ達かな？」



と部屋を出てってしまった。



あの野郎...いつか呪ってやる。



オレはそう思いながら差し出されたオレンジジュースを一口飲んだ。



ンダホ「遅れた〜」

マサイ「お もういたんだ」

モトキ「...抜け駆け野郎」



とのんきな声をしたやつらが入ってきた。
1人、オレの悪口をいったやつがいたけどオレは無視して、



シルク「おせーよ お前ら」



と言った。





これからAを取り合うと言う地獄の勉強会が始まった...。

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