うちの生徒会長はモテモテです。【シルク】

教えてください！ ページ29

シルクside



シルク「...これはやばい」



5月中旬、1年生が入ってきて約1ヶ月がたった。
オレらは最高学年。大学受験とか控えているやつもいる。だから1ヶ月に1回はテストがある。

今日は実力テストが返される日だった。



オレのテストの結果は...まさかの全教科50点以下だった。



これはやばいと思い、オレはンダホの方へ行った。ンダホもテストを持つ手が震えていた。



シルク「ンダホ？どーだった？」



オレが聞くと、



ンダホ「ヤバいよー...母ちゃんに怒られるー...」



元気なく言った。
ンダホの点数はオレと同じくらいだった。



あーぁ...Aだったら楽勝だろうな...。



オレはふといい案を思い付いた。



シルク「...なぁ ンダホ 今日の放課後空いてる？」



ンダホ「...うん 空いてるよ？」




オレは泣きそうなンダホに



シルク「Aに教えてもらわね？」



と言った。ンダホはみるみるうちに笑顔になり、



ンダホ「いいね！！」



と言った。



シルク「じゃあ今すぐAにお願いしよう！」



オレらは教室から飛び出て、Aのクラスに行った。





シルク&ンダホ「A様！お願いします！オレらに勉強を教えてください！！」



オレらは頭を下げて言った。Aは笑いながら、



A「あはwもしかして今日返されたテストの結果が悪かったんでしょw」



と言った。するとAと同じクラスのモトキと他のクラスのマサイが来て、



モトキ「オレもいきたい！」

マサイ「オレも 暇だし」



と言った。



A「いいよー 場所はどこにする？うちにする？」



Aの家か...久しぶりだな...



オレはそう思いながら、



シルク「んじゃAの家で！」



と言った。



オレらは約束し、それぞれの教室に戻った。

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