お騒がせしてます土方クン！

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Aside

？「A〜〜起きなさいよ」

ゆっさゆっさ私の安眠を妨害するのは誰だ。

『…ん…と〜しろう、、あと5分』

？「あら、どこの男と勘違いしてるの？この寝坊助はぶっ飛ばされたいのかしら」

氷点下の声色、あれ…十四郎じゃない…、、と思いゆっくりと顔を上げる。

？「おはよう。A」

冷たい笑顔が目に入り思わずもう一度顔を伏せる。

恐る恐る顔をあげてみると、腕を振りかざす妙の姿が目に飛び込む。
ひぃっ

『ごごここわゆ、ごめんなさいっっ！！妙ごめん！！』

ゴンッ

頭を机めり込ませて謝る。頭割れそう。

でも目が覚めて思い出しました。
ここは大学で、私は講義を受けていて私は睡眠学習をしてたこと、

高校からの親友の志村妙と講義を受けていた…ことを。

妙「貴方が惰眠貪ってる間に講義は終わったわよ。今日の講義についてのレポート課題出たけど、勿論ちゃんと聞いてたわよね？」

ゾッとする美人の冷徹笑顔。
講義のレポートやばい…！

『妙ごめん、、教えてください、、何でもします。』

妙「学食のスペシャルランチ(1000円)」

圧がすごいです妙さん。

『奢りますっ！！奢らせて頂きます！！』

なんだか、謝ってばかりだな…。

………………………………………………………………

『妙様、こちらスペシャルランチと焦がしキャラメルプリンでございます。』

焦がしキャラメルプリンは私の懺悔の気持ち。
私は、持参した弁当。私は十四郎の命令により料理禁じられているので十四郎が詰めてくれた焼肉弁当。本当世話焼きだよね。

妙「全く、この私を男と間違えるなんて」

ぷりぷりお怒りの妙。

『申し訳ありません妙様』

妙「どうせ昨日も夜遅くまで一緒にいたんでしょ？男と」

『誤解を呼びそうな言い方しないでってば！昨日は、バイト帰り鍵カバンから探し出す前に疲れ切ってそのまま十四郎んちに帰って…泊まった、泊まったけども まあ男っていっても十四郎だしね！』

十四郎は、男だけどマブダチだし。もはや十四郎んちは第二の家だし。

妙「そのまま泊まったの？！まぁ非常識女！」

死ぬほど冷酷な目で見てくる妙に反論してみる。

『だって、十四郎の説教が長くて…眠くて！』

妙「そのうち土方くんに見放されるわよ」

『大丈夫でしょ！十四郎の世話焼きは病気みたいなもんだし』

妙「まあ、アツアツカップルアピールかしら？ヤダわ
〜」

『いや違うから強いて言うなら、お嬢様とじいやみたいな』

そんな感じ。

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