４３話 ページ4
本日土曜日。
夏生地の青色のスカートに、白色の襟付きTシャツの半袖。
デートコーデなんて分からないし、正直なところ緊張して足がカタカタしてる。
いや？このヒール付きのサンダルのせいか……！？
ちょっと高かったけど、ちかくんとお出掛けできたらいいなって買ったやつっっ
こんな考えは停止っ！！
力が入るように、パンッと自分の頬を叩いた。通行人に見られたって仕方ない。
今日は自分の意志をハッキリ伝えなくちゃいけないのだから。
「す、菅原せんぱーい！」
駅で一番目立つ謎のオブジェの前に立っている菅原先輩は誰から見ても素敵だったと思う。
白ベースに青色ボーダーのTシャツに、黒のパンツ。水色の夏生地の軽そうな上着をまとっていた。
菅原先輩の髪色にあっていて、歩いていた女性の目も輝いていたと思う。
「素敵、ですね！！オシャレさんなんですね〜。」
「なんか、先に褒められちゃった。」
菅原先輩は照れくさそうに笑う。
それと同時に、頑張ってまとめたサイドテールの毛先が先輩に届いてしまうくらい近くに来て、
「七草、素敵だよ。かわいい。」
微笑まれた。
私の温度が急上昇するのがわかる。
「ははっ、真っ赤。じゃ、映画行こっか。」
スマートに手を握られる。また、温度が上がったような気がする。
「あ、あの。恥ずかしいですっ。」
菅原先輩は真っ赤な私を見て、ただただこういった。
「今日だけでいいんだ。夢を見てたいんだ。」
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はちみつ檸檬 - meeaya55さん» リクエストありがとうございます！！ゆっくりにはなってしまいますが書きますので、よろしくお願いします！ (2020年4月30日 23時) (
レス) id: 830b650e57 (このIDを非表示/違反報告)
meeaya55(プロフ) - 番外編で数年後の2人の話を見てみたいです。 (2020年4月19日 13時) (レス) id: 35fcdca045 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ檸檬 - ファンミさん» 有難うございます！！コチラでもがんばりますので！ (2019年7月28日 14時) (レス) id: 5964d6c924 (このIDを非表示/違反報告)
ファンミ - こちらでも、応援してますね!更新、頑張ってください!! (2019年7月27日 20時) (レス) id: c64ff5576e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつ檸檬 | 作成日時：2019年7月25日 10時
