31、ワンチャン咲良が王子様説！ ページ32
ここまで即行動タイプだったかは覚えていない。
こんなにも恋に溺れるような人だったかな…いや、自分でも分かってる。
色々あったけど、国見だからこうなってるんだと思う。
好きで好きでたまらなく好きで付き合った、なんて純情話じゃないくせに。
最初の頃は及川が好きで、離れられなかったくせに。
今では、好きで好きで大切で仕方ない。
「ふぅーー、く、国見くんいますか…？」
いざ、走って教室まで行くとなにを話したらいいかわからない…！
今更だけど結構ハズいし、言うこととか浮かばないし、みんな見てるし…
またまた悩んでる。さっきまでの勢いは失ってしまい頭がどんどん下へと下がってきてしまう。
「千紗さん…どうしたんですか？」
床へと向かっていた視線を上まで持っていくと国見が立っていた。
国見、国見。好きなんだよ、ばっかみたいに国見のことばっかり考えてるんだよ。あんなに及川でいっぱいだった頭の中はあなたのことだけなんだよ…
こんなに溜まっているのに、言いたい言葉は伝えられない。
「あーー！英〜！！」
悩みこんでいる私の気持ちなんてお構いなしにあの子、有藤さんはやって来る。ほら、末次！！！今言わないでいつ言うんだよ！
「く、国見、好き。国見のことばっかり考えてて頭の中ぐちゃぐちゃになっちゃうくらい好き！国見以外考えられなくらい好きなの！！！」
32、おいおいおい、作品更新しないの誰だよー！！はい、私です→←30、ごちゃごちゃした感情は言語化不可能！？
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はちみつ檸檬 - 薊さん» ありがとうございます！テンポはやすぎるかな…？なんて悩んだりとかもするので、そういってもらえると嬉しいです！ (2020年5月5日 13時) (
レス) id: 830b650e57 (このIDを非表示/違反報告)
薊 - この疾走感好きです (2020年5月5日 1時) (レス) id: c593b9094d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつ檸檬 | 作成日時：2019年6月29日 22時
