先輩マネ、後輩と付き合ってるんだってさ

18、作者的には末次好きなんですけどね、悩ませがち ページ19

緊迫した空気が漂う。


正直なことを言うと、可笑しかったよね！？あそこになんでいるんだろうよりも、あんなことなんでしてるの！？の方が強くて忘れてたけど…


やっぱり、浮気ですかね？浮気っすかね？


はぁぁぁぁ、ここまで色々あって最後は立花の一言から全てが崩壊。ありそーーー、私のことだしありそーーーー(白目)



「それは、宇美が引っ張ってきたから、ですけど。」

立花の方を見ず、私の方ばかり見てくる。そんなに私ばっかり見てたら、立花からの攻撃にあうぞ…？？



「だけど、あの子千紗先輩と国見の仲なんか考えてなかったわよ！！それどころか、別れさせるとか！！分かってんの！？千紗先輩の気持ちくらい考えなさいよ！！幼馴染みかなんだか知らないけど、あんたがどうにかしなきゃいけないじゃん！！」



立花の言うことは、私が抱えてたモヤモヤを言葉にしてくれている。

なんで。この言葉につきるとは思っていたが、本当は不満しかないし、つらい。



仲いいなら、あんなに密着していいの？人からみて、キスしてるようになるくらい近づいていいの？



そんなん、意味わかんないっつの！！！

あり得ないんですけどっ！そんな気持ちで一杯でも、ついつい声に出せなくて。

付き合うってゴールじゃないなんて分かってたのに。





「英とは、いとこですよ〜？あと、邪魔しないでくれますか、山脇さん？」

事の発端を引き起こした、有藤宇美が、やって来てしまった…

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