幼馴染みが私の恋に気付いてくれない！

２８話 ページ31

「おーおーおー、3人揃って可愛いな！」

「そうでしょ〜、千明せんぱーい」


「うわ〜、自分の顔がいいって知っててそういうこと言う後輩キラーイ(笑)」

「せんぱ〜い？？」


賑やかなお祭りのはじまりだ！！


今回の目的は花火をきれいに撮ること。


勿論、お互いのことだって撮ってオッケーで来てる。いっぱい撮るぞー！！




「あ。」

少し奥の方にある小さな花。


青く、澄んでいる青の花。






「きれい。」



私は吸い込まれていくように花のもとへと向かった。近くで見ると、より美しい。





そこの近くに、不思議に花が落ちていた。



花の名前は


「アネ、モネ？なんでこんなところに落ちてるの？」


生えているわけではなく、切ったあとがあるから誰かが持ってきたと思うんだけど…



「可愛いから持っててもいいかな…？」


立ち上がる私の目の前には…


「あ、あれ？みんないな、い！？」




迷子になったよーー！！！





あーー、やばい〜〜！！みんなどこにいるの…



あ、で、電話！電話しなくちゃ、




「え？」


さっきのアネモネが私の足元へと向かう。



何故、あの人が









ちかくんといるの？

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