後輩マネと彼氏の浮気現場見てしまいました。ふっざけんなー！！ 3

122　そろそろ終盤に入りたいけど上手く入れない作者です ページ39

はい、こちらはチャリで誘導中の末次です。


白布選手、息が上がって聞いています！


おっと？体力がないのもありますが、暑さにやられているのでしょうか？


今年は、例年よりも平均気温が３度も高い状態です。


白布選手、耐えられるか！？




………実況ごっこ、楽しくないな…


声に出さないと面白くないよ…


頭がおかしくなってくる。暑さが…暑さが襲うぅ…


「はい、休憩です」

スポドリに、タオル。どんどん配ってこう。


「はい、はい」

どんどん配っていって、最後に余ったのは…


「白布君、はいどうぞ。」

白布君ですね。


「ありがとうございます…」

あれ？初日の怖さがない…

これって。もしかして？いや、もしかしてだけど…






熱中症？


「白布君、ちょっとごめんね。」
試しに白布君の首を拭いてみたりするけど、どんどん汗が出てくる。


これは、尋常じゃない。


それに、受け答えがはっきりしてない。


「みんな！今回は、もう戻るよ。白布君が、もう無理ね。」

彼は熱中症。断定とまではいかないけど、症状が熱中症だからね。


「お、俺は！行けます。」

「無理よ。みんなは先戻ってて。私は、白布君連れて自転車で行くから。」


「橋場くん、地図渡しておくから。」

「はい！」

よし、皆は走っていったし、白布君の応急処置しますか。

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