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貴方side
煉獄「______お嬢!」
お嬢、とは誰のことか。
そう思い首を傾げ煉獄さんの方に顔を向ける。
煉獄「お嬢、君とも話がしたい!少しいいか!」
どうやらそれは私のことらしい。
お嬢、は辞めてくれ、と思えば、煉獄さんは焦点の合わない目をこちらに向け手招きした。
?と頭の上で浮かばせながら首を傾げつつも、とりあえず煉獄さんの向かい合わせになるよう前に座る。
私が席に着くと、彼はすぐに口を開いた。
煉獄「俺は君の事が知りたい!」
『わ、私のことですか?』
煉獄「うむ、御館様の愛でる子でありながらその歳で鬼殺隊士とは実に興味深い。」
その言葉は炭治郎はもちろん、善逸達も聞いているので、
炭治郎はとにかく、善逸達にも言っていない話題を今暴かれるのはまずい。
あ、ほら、もう善逸騒ぎ出しちゃうじゃん。
善逸「え、え、ちょ、どういうこと!?御館様…愛でる子?子供ってこと?御館様の?
はァァァァ!?どういうこと!?!」
(『ほらァァァァ!!』)
『ぜ、善逸くん、ちょっとうるさい…』
善逸「ねぇどういうことAちゃん!!聞いてないよ!!将来旦那になる奴に隠し事とか酷くない!?」
『だん…!?!だ、誰も貴方の嫁になるとは…!!』
善逸「え!?ならないの!?」
『何もそんなこと言ってません!!』
善逸と私のやり取りを見た煉獄さんはワハハと笑いだした。
その煉獄さんとは裏腹に、私ははぁ…と背もたれに寄り掛かる。
善逸と話すのはいいけどちょっと疲れたわ。(本音)
それにこれ以上この事を広めたくないんだ。そんな笑い事ではない。
少しジトッとした視線を向けるけれども彼には通用せず。
煉獄「君はなかなか気さくな少女なのだな!」
『そんなことは無いと思いますけど…』
煉獄「どうだ、この際俺の継子にならないか!面倒を見てやろう!」
『え。な、なりません…』
煉獄「よもや!即答か!」
またもやワハハと笑う煉獄さん。
継子にするのはやめた方がいいと思う…私そんな元気じゃないし…なにより煉獄さんだし…ファンに刺されるし…(八割最後の理由)
煉獄「継子がダメなら嫁はどうだ!歳は離れているが不可能なことでは無いが!」
そう思っていると煉獄さんがとんでもない爆弾を落とした。
炭治郎「…は?」
善逸「…ホアッ!??????」
伊之助「???」
『…?????よ、よめ…??』
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タラの芽(プロフ) - ふぐ太さん» あっ……(( すみません、私のミスです( ; ; )編集で変えておきます(涙)ご指摘ありがとうございます!! (2020年7月25日 19時) (レス) id: 6415e4a710 (このIDを非表示/違反報告)
ふぐ太 - あの、「無惨様」って言っちゃってますが、呪いは……? (2020年7月25日 13時) (レス) id: 0b66878cc1 (このIDを非表示/違反報告)
彩女(プロフ) - タラの芽さん» なるほど...!私の作品は特にないのでイラストを投稿する専用の作品(?)作ってみますね! (2020年7月19日 17時) (レス) id: f1412afcb5 (このIDを非表示/違反報告)
タラの芽(プロフ) - 彩女さん» ありがとうございます!!!(涙)今までは作者様が作品の中で載せて、それをコメントで知らせて、私がそのページに飛んで見る、という感じだったんですが…もっといい方法ありますかね…私もそこらへんの知識は欠けているので分かりません…すみませんんんん(涙)(涙) (2020年7月19日 17時) (レス) id: 6415e4a710 (このIDを非表示/違反報告)
タラの芽(プロフ) - あっこさん» いやいやもうこちらこそでございます(日本語)あああなんてお優しい、、ご期待に添えれるよう頑張ってまいります……!!!! (2020年7月19日 17時) (レス) id: 6415e4a710 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タラの芽 | 作成日時:2020年6月14日 21時