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貴方side
『とっ、ところで、何故私のことを見に…?
柱様となれば、お忙しい中だったのでは…?』
無一郎「あ、そうだった。…兄さん。」
無一郎くんはなにか思い出したかのようにお兄さん、有一郎くんのことを呼んだ。
(炭治郎とか呼び捨てで心中では言ってるけど無一郎くん達はもうくん、か、さん、で呼んでしまう←)
有一郎「ああ。
……A。お前は…
昔、俺達のことを助けてくれた奴だよな?」
『…あ、のとき…?』
徐々に覚めてきた頭で過去の出来事を捻り出す。
『助けたって…』
(『…あ、あっ!!あれだ、眠ってた時の…』)
フラッシュバックするように思い出したあの出来事。
『あの、それってもしかしてあの夜の…』
無一郎「…!そう、そうだよ!
やっぱり君、あの時の子だよね?」
『は、はい、多分…?』
有一郎「…多分?鬼の首を斬ったのはお前じゃないのか?」
無一郎くんと有一郎くんが同時に首を傾げた。やっば双子ってやっぱもう双子だよね(は)
『あ、えと…。
それが、私もあまりあの時のこと覚えてなくて。なんというか、アレは本能で動いていたといいますか…』
そう言うと2人は錆兎と冨岡さんと同じような反応をとっていた。
(『…まあそうだよね、』)
助けてくれた人物はその時のことを覚えていないなんて、結構ショックなんじゃないだろうか。
無一郎「…でも、君が僕達の命の恩人な事は変わらないよね。」
『…!』
有一郎「まぁ、そうだな。」
そう言った2人は私に向き直り、少しだけ背筋をピンと伸ばした。
有一郎・無一郎「「本当にありがとう。」」
2人は軽く頭をぺこりと下げた。
(『…や、ちょ、まて、そんな頭下げられるほど私何もしてないよ!!?!(した)』)
『わ、ええ、あの、そんな、頭をお上げくださいませ…』
もうどこのファーストフード店だよってレベルの挨拶みたいになっちゃったじゃん!!?!?!!?(知らねぇよ)
…まってもう2人ともポカンてした顔してるよ!!!
『ああああの、ごめんなさいちょっと今語彙力が…』
無一郎「…ふふ、変なA。」
有一郎「…案外面白いやつなんだな。」
…
謝罪しようとしたら心撃ち抜かれまし
た。(震え)
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タラの芽(プロフ) - ふぐ太さん» あっ……(( すみません、私のミスです( ; ; )編集で変えておきます(涙)ご指摘ありがとうございます!! (2020年7月25日 19時) (レス) id: 6415e4a710 (このIDを非表示/違反報告)
ふぐ太 - あの、「無惨様」って言っちゃってますが、呪いは……? (2020年7月25日 13時) (レス) id: 0b66878cc1 (このIDを非表示/違反報告)
彩女(プロフ) - タラの芽さん» なるほど...!私の作品は特にないのでイラストを投稿する専用の作品(?)作ってみますね! (2020年7月19日 17時) (レス) id: f1412afcb5 (このIDを非表示/違反報告)
タラの芽(プロフ) - 彩女さん» ありがとうございます!!!(涙)今までは作者様が作品の中で載せて、それをコメントで知らせて、私がそのページに飛んで見る、という感じだったんですが…もっといい方法ありますかね…私もそこらへんの知識は欠けているので分かりません…すみませんんんん(涙)(涙) (2020年7月19日 17時) (レス) id: 6415e4a710 (このIDを非表示/違反報告)
タラの芽(プロフ) - あっこさん» いやいやもうこちらこそでございます(日本語)あああなんてお優しい、、ご期待に添えれるよう頑張ってまいります……!!!! (2020年7月19日 17時) (レス) id: 6415e4a710 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タラの芽 | 作成日時:2020年6月14日 21時