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貴方side
胡蝶「…良かった。本当に良かったです。
貴方、2週間も目覚めていなかった上、眠っている、というより昏睡状態だったのですよ。」
え、まじか。確かになんか長いなぁ〜程度には思ってたけどそんなにか。
『し、しんぱい、お掛けして、すみません…』
とにかく目が覚めたのなら良かったです、と言われそこから軽く診察を受け、その後炭治郎や善逸達も来てくれた。
「まったく!!俺はあれほどダメだと言ったのに……」
と相変わらず炭治郎はママ化したが、今回はそこまでグチグチ言われることは無かった。
なんなら泣いてくれた。
これは炭治郎に限らず皆。
ごめんなさいほんとでも泣き顔可愛すぎて皆嫁にもらおうかと思いました。まる。
しのぶさんにまだ無理せずゆっくりしてください、と言われたので何時までも騒がしくするわけにもいかないし、と思ったのか他のみんなも出ていって今は1人。
(『あ。御館様にも文を出さなくちゃ。』)
やべえなぁ、2週間も寝てたなんて、御館様の顔に泥を塗ることしてもたなぁ、と1人反省していると、
コンコン、と扉を叩く音が聞こえたのでどうぞ、と声をかける。
「…お嬢様?」
「…胡蝶さんからお嬢様が目覚めたとのことを聞いて此処へ来ました。
霞柱、時透有一郎と時透無一郎です。」
ガラ、と扉を開けて入り、そう御丁寧な挨拶をして来たのはあの時透ツインズだった。
、
、
(『ほほほほえええええあああ????なぜ????霞柱様が??????ここへ?????ていうかしのぶさん言うの早くね????』)
内心焦っているのを他所に、2人は私の傍へ近づきベッドの脇に置いてある椅子へ腰掛けた。
『あっあの…本日はどのようなご用事で…』
有一郎「ご用事、と言いましてもお嬢様のお見舞い、というところでしょうか。」
『ヒョッ()、え、あ、あの、そんなに畏まらないでくださいな…?敬語も柱様なのですから外して頂いていいですし、お嬢様、なんて呼ばれる者ではないので…』
無一郎「そうなのですか?
御館様の子と聞いていたのでこう接するのがいいと思ったんですけど…
…それでは、名前も呼んでも?」
『は、はい!!全然、それで構いません…!』
無一郎「…ふふ。そっか。」
はッッッ!!!!!???やばいなんか目覚めそう…眩しいッ眩しすぎるぞこの美少年…!!
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タラの芽(プロフ) - ふぐ太さん» あっ……(( すみません、私のミスです( ; ; )編集で変えておきます(涙)ご指摘ありがとうございます!! (2020年7月25日 19時) (レス) id: 6415e4a710 (このIDを非表示/違反報告)
ふぐ太 - あの、「無惨様」って言っちゃってますが、呪いは……? (2020年7月25日 13時) (レス) id: 0b66878cc1 (このIDを非表示/違反報告)
彩女(プロフ) - タラの芽さん» なるほど...!私の作品は特にないのでイラストを投稿する専用の作品(?)作ってみますね! (2020年7月19日 17時) (レス) id: f1412afcb5 (このIDを非表示/違反報告)
タラの芽(プロフ) - 彩女さん» ありがとうございます!!!(涙)今までは作者様が作品の中で載せて、それをコメントで知らせて、私がそのページに飛んで見る、という感じだったんですが…もっといい方法ありますかね…私もそこらへんの知識は欠けているので分かりません…すみませんんんん(涙)(涙) (2020年7月19日 17時) (レス) id: 6415e4a710 (このIDを非表示/違反報告)
タラの芽(プロフ) - あっこさん» いやいやもうこちらこそでございます(日本語)あああなんてお優しい、、ご期待に添えれるよう頑張ってまいります……!!!! (2020年7月19日 17時) (レス) id: 6415e4a710 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タラの芽 | 作成日時:2020年6月14日 21時