110 ページ18
貴方side
猗窩座｢…こ、ゆき…？｣
そう眉間に皺を寄せ何かを考える猗窩座。
煉獄｢…？｣
近くにいた煉獄さんには聞こえてしまっていたらしい。これは後で弁解が必要だなぁ…
変わらず攻撃を仕掛ける私たちに反して猗窩座は先程の興奮した様子とは打って変わって
ただ避け続け、手足のどれかが斬られればすぐ再生する、此方へ攻撃はしなくなった。
見ると、私が恋雪、と口にした名の主の事をずっと考えているようだった。
『…！』
しばらく攻撃を続けていると太陽が昇ってきた。
煉獄｢！日が…｣
猗窩座｢…！！｣
すると猗窩座は後ろへ高く飛び退き再び此方に攻撃をし始めた。
(『…っ今から間合いを詰めて近距離攻撃は不可能…！
じゃあこの型で…！！！！』
『…ッ天の呼吸 漆ノ型
仁来の嵐！！！』
ズドォォオンン！！と地割れを起こし猗窩座がいる地面へ爆発を起こす。
猗窩座｢…ッ！！｣
煉獄｢炎の呼吸 肆ノ型 盛炎のうねり｣
煉獄さんの広範囲に前方へ伸びていく炎の呼吸と私の呼吸の技が掛け合わさり猗窩座へ致命傷を入れる。
猗窩座｢くそッ……
退け！！！！！邪魔だ！！！！｣
『ッ絶対に…！！』
煉獄｢逃がさん…！！｣
『天の呼吸…』
もう何回出したかもわからない自身の呼吸を出そうとする。
すると、ブチィッと猗窩座が自分の腕を自ら落とし、地面を強く踏みつけ跳躍した。
慌てて太陽から距離を取ろうとする猗窩座を追いかけようとしたが、ガクッと膝が折れ、その場に膝立ちする状態へとなった。
煉獄｢お嬢！！！！｣
善逸・炭治郎｢A(ちゃん)！！｣
伊之助｢おいA助！！！｣
『っ』
あともう少しで、という所で逃げられたことの悔しさ。
はぁっはぁ…と息が荒くなるのをどうにか落ち着かせようとする。
炭治郎｢…ッA……！！｣
すると、逃げた猗窩座へザシュッと誰かの刀が刺さった。
(『…ああ、そうだ。この黒刀は、炭治郎のだ。』)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1598人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
タラの芽(プロフ) - ふぐ太さん» あっ……(( すみません、私のミスです( ; ; )編集で変えておきます(涙)ご指摘ありがとうございます！！ (2020年7月25日 19時) (
レス) id: 6415e4a710 (このIDを非表示/違反報告)
ふぐ太 - あの、「無惨様」って言っちゃってますが、呪いは……？ (2020年7月25日 13時) (レス) id: 0b66878cc1 (このIDを非表示/違反報告)
彩女(プロフ) - タラの芽さん» なるほど...！私の作品は特にないのでイラストを投稿する専用の作品（？）作ってみますね！ (2020年7月19日 17時) (レス) id: f1412afcb5 (このIDを非表示/違反報告)
タラの芽(プロフ) - 彩女さん» ありがとうございます！！！(涙)今までは作者様が作品の中で載せて、それをコメントで知らせて、私がそのページに飛んで見る、という感じだったんですが…もっといい方法ありますかね…私もそこらへんの知識は欠けているので分かりません…すみませんんんん(涙)(涙) (2020年7月19日 17時) (レス) id: 6415e4a710 (このIDを非表示/違反報告)
タラの芽(プロフ) - あっこさん» いやいやもうこちらこそでございます（日本語）あああなんてお優しい、、ご期待に添えれるよう頑張ってまいります……！！！！ (2020年7月19日 17時) (レス) id: 6415e4a710 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：タラの芽 | 作成日時：2020年6月14日 21時
