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貴方side
______唐突なんですけど誰か助けてください。
獪岳「…しつけぇな、さっさと消えろって言ってんだろうが。」
善逸「で、でも…!」
獪岳「でもじゃねぇんだようるせぇ…!!
目障りなんだよお前は…!!
せっかくの休みにカスの顔見るなんざ御免なんだよこっちはよぉ…!!」
もうさっきから絶賛バチバチでございます本当に助けて(切実)
もうね、この2人の並びに感動してる暇ないよ。いや感動したけども。したけども!!
(『私が間に入ったらダメに決まってる…部外者が入るような問題じゃないし…
でも2人には仲良くして欲しいし…でもそもそもこれは獪岳の承認欲求問題であるわけで…』)
あああもうどうしたらいいんだ。
1人で必死に頭を働かせていると、
「…?大丈夫?Aちゃん、顔色良くないよ…?」
と善逸がハッとした顔で聞いてきた。
獪岳「…おいカス、こいつのこと知ってんのか。」
善逸「か、カス…。う、うん、任務もず̀っ̀と̀一緒だったしそれは…」
そう善逸が口にすると、瞬く間に私の舌に真っ赤な痺れが広がった。
『っぅあ…』
善逸も音を聞き取ったのか、さっきよりも怯えた表情になっている。
『な、なんで…かい、がくさん…怒って…』
善逸「…あ、兄貴…?」
獪岳「…お前はまた…俺から奪っていくんだな。」
善逸「う、奪うって…」
『獪岳、さん…?』
獪岳はしばらく黙り俯くと、拳をギリ、と握りしめた。
それと同時に更に辛くなる味。
(『な、なんで?!なんでこんなに味が…善逸、特に何も気に触ることしてないよね!?』)
『ぜ、善逸くん、!どうしてこんな獪岳さん怒って…』
善逸「わからない…だけど音がいつもに増して本当に痛いくらい聞こえる…!!」
獪岳「…わからない、だと?」
善逸「え、えっと、兄貴…?」
すると、等々堪忍袋の緒が切れたのか、獪岳の怒りが最高潮に昇った。
獪岳「巫山戯んじゃねぇ!!馴れ馴れしくこいつとつるむな!!!
てめぇはまた俺からそうやって奪っていくのか!?先生の時だってそうだ、お前みたいなカスばかり贔屓されてッ…!
ああ目障りだ目障りだ!!!消えろよ!!なんでお前なんかと同門なんだ!!?
お前は此処にいるべき人間なんかじゃねぇ!!なんでお前は此処にいるんだ!!!!」
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タラの芽(プロフ) - ふぐ太さん» あっ……(( すみません、私のミスです( ; ; )編集で変えておきます(涙)ご指摘ありがとうございます!! (2020年7月25日 19時) (レス) id: 6415e4a710 (このIDを非表示/違反報告)
ふぐ太 - あの、「無惨様」って言っちゃってますが、呪いは……? (2020年7月25日 13時) (レス) id: 0b66878cc1 (このIDを非表示/違反報告)
彩女(プロフ) - タラの芽さん» なるほど...!私の作品は特にないのでイラストを投稿する専用の作品(?)作ってみますね! (2020年7月19日 17時) (レス) id: f1412afcb5 (このIDを非表示/違反報告)
タラの芽(プロフ) - 彩女さん» ありがとうございます!!!(涙)今までは作者様が作品の中で載せて、それをコメントで知らせて、私がそのページに飛んで見る、という感じだったんですが…もっといい方法ありますかね…私もそこらへんの知識は欠けているので分かりません…すみませんんんん(涙)(涙) (2020年7月19日 17時) (レス) id: 6415e4a710 (このIDを非表示/違反報告)
タラの芽(プロフ) - あっこさん» いやいやもうこちらこそでございます(日本語)あああなんてお優しい、、ご期待に添えれるよう頑張ってまいります……!!!! (2020年7月19日 17時) (レス) id: 6415e4a710 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タラの芽 | 作成日時:2020年6月14日 21時