目が覚めたら産屋敷邸だった件。3

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貴方side



獪岳｢…てめぇは恥ってもんを知らねぇのかボケが。｣




私が見事にオタク丸出し、こと恥を晒してしまったので獪岳からボケという一撃をくらった。
でも顔ちょっと、まじでちょっとだけど赤いように思える…何それかわいい…







『う、お、ご、ごめんなさい…違うんです、いやでも、違くなくて、あの…』





獪岳｢ああああもううるっせぇな！！もうこの話はやめだ！！お前もう喋んな！！｣






『しゃ、喋んな！？そ、そんな…』





久しぶりに会えたのにつれないな〜と言うように口を尖らせると、獪岳が別の用事で此処へ来ていただろうことを思い出す。





『あ、そうだ。
……獪岳さん怪我したんですか？』






獪岳｢…あ？するわけねぇだろうが舐めてんのかてめぇは｣







うっわひっでぇ。なんか前会った時より言葉がきつい。まぁそれはそれで良いんだけど。





『じゃ、じゃあなぜ此処に…？』





私がそう問うと、獪岳は少し目線を泳がせながら言った。






獪岳｢…てめぇが。｣



『…わ、私が？』



獪岳｢…上弦の鬼と対峙したって聞いたから｣





最近顔見ねぇしてっきり寝込んでんのかと思って来た。




そう言った獪岳の頬は少しだけ、ほんっの少しだけ赤いように思えた。






(『ままままままマ？え、それって…』)



『し、心配してくれたんですか…？』







期待の意を込めてそう聞くと、




獪岳｢…ッ自惚れんな、どんなシケたツラしてんのか笑いに来てやっただけだ…！！！｣




まるで、
勘違いしないでよねッ///とでも言うような突然の獪岳のツンデレ要素に天を仰ぐ。ああ推しはこんなにも可愛い。





『…仰げば尊死……』




獪岳｢あ？何言ってんだお前｣





おっと失礼失礼。ついオタクスキルが働いてしまいました(๑＞؂•̀๑)ﾃﾍﾍﾟﾛ←


獪岳｢…ま、こんな走ってくるくらいだから相変わらず馬鹿みてぇだな。｣




『ばっ…？！馬鹿ってそんな私言われたことないですよ…？！』







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皆様、今週はまっったくと言っていいほど更新できなくて本当にすみませんでした…1日しかできなかった…


なので急いで6話？くらい更新したのですが、どうでしたでしょうか…

作者的に時透有一郎君の口調とかカナエさんの口調がマジ分かんなくて頭抱えましたね。難しい…






そして獪岳ですね
獪岳が今出てきたということは、、、！？








来週は多分毎日更新できます！お楽しみに…

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