目が覚めたら産屋敷邸だった件。2

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貴方side


アオイちゃんの勇気の一言に3人は驚く。





北清｢なっ、なに、言ってるんだ、俺は、あっいや、僕は、何も…｣


僕、とか。聞いて呆れる。






なんとも白々しい態度に段々と3人の顔色は冷たいものへと変わった。






錆兎｢……北清。どういうことだ？｣






冨岡｢(鬼殺隊士であるお前が隊士、またや御館様の愛でる子を殺めるとは)一体何事だ。｣





真菰｢ちょっとそれ、大丈夫なんですか？｣






まずいまずい、やばいぞ激おこプンプン丸だよみんな！！味辛いもん！！ちょー辛い！！





ひ〜…と少しだしながら痺れた舌を冷やす。






真菰｢…Aさん、この事、本当なの？｣






『あ、えと…その…』






やばい超怖い柱二人分と先輩の圧怖いやだ泣いちゃう((






北清の少しの睨みを感じつつ、まあ全く殺意も伝わってこないし怖くもないので




『は、はい。本当です…』


と正直に話す。




北清｢てってめぇ！！！｣






と焦った声色に変えて私に殴り掛かろうとする北清に思わず構えをとると、


ガッと冨岡さんがそれを阻止し、北清を睨む。



北清｢…ハッ…｣


おぅ…そのハイライトがないお目目を更に鋭くさせるなんて…かっこいいけど…かっこいいけど…！！！
怖いよ！！！圧が！！怖い！！！さすが柱！！こわい！！おこぎゆう怖い！！！←



錆兎｢…これでハッキリしたな。｣


北清｢あっいや！これは…！その、｣



冨岡｢問答無用｣



真菰｢これはあるまじき行為ですねぇ…｣




真菰ちゃんの柔らかな、でも少し刺があるその言葉に北清は眉をピクっとさせ、
それが気に触れたのか、いきなり真菰ちゃんに言いがかった。




北清「うるさい、うるさい！！お前は黙っていろ！！俺より階級が下で女のくせに俺に指図しようとするな！｣




ついに化けの皮が剥がれたか。そう思い少し清々しい気分でいると、

一瞬で空気がピリッと凍りつく。





ヤヴァイ……これ死人出るんじゃね…


________

ようやく紹介！

北清 俊賀 (ほくせい しゅんが)

夢小説でよく出てくる悪女の男バージョンですね。
初めは悪女のつもりだったんですがお決まりだなぁ〜…って思ったので男にしてみました。


柱・産屋敷一族の女の人以外の女性や子供に対しては口が悪いです。
柱や御館様には媚び売ってます。女か。

一応階級甲で柱候補と言われているが…雑魚鬼ばかり斬ってるだけ。単純。
呼吸は水の呼吸派生の雨の呼吸。

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