78 ページ32
貴方side
「あ?そんなの決まってんだろ、お前みたいな糞餓鬼を潰しに来たんだよ。」
急な罵倒に少し驚く。
『…なぜ?私はなにかあなたの気にさわることをしましたか?』
「あぁ??気に障ること…んなもんじゃねえよ。あの人が育てた女かなんだかしらねえがなぁあ?
邪魔なんだよ。俺が折角あの日柱へ昇格できるかもしれないってとこだったのによお?
呼ばれたと思ったら引き続き頑張れ、しか言われねぇし
興味もねぇお前みたいな餓鬼の話を聞かされるし俺の気分は最悪だ。
柱から贔屓目使われてぇんか知らねぇけどな、お前は邪魔だ。
あの人がお前を愛してようが俺には関係ない。俺は早く柱になるんだよ。
そのためには目障りなお前を潰すしかない。」
そう言った男性に小さく悲鳴をあげるアオイちゃん。
あの人、とはおそらく御館様のことだろう。
よくもまあそんな下衆なワードがポンポン出てくるもんだわ。と聞いて呆れた。
大の大人がそんな如きでこんな対立違反を起こそうとしているのか。
(『しかも潰すって何?私殺されるってこと?』)
『……それは私を殺す、ということでしょうか?』
「まあ場合によっちゃそうなるかもな。」
何を言っているだこいつは。
頭ん中空っぽなんか?馬鹿か?そんなことしたら御館様どころか鬼殺隊全てにお前がしたことが報告されるんだぞ?
「ま、お前が消えたところで任務でやっちまった、てことにしときゃいいし、ここにいる女どもは口封じでもしとけばいいだろ。」
「これで俺は立派に柱へ昇格できるってことだ。」
ニタァ。とした顔で見てきやがるこの男。きっも((
しかもこいつ今なんて言った?女どもは口封じ?ふざけんなよ。てかどんだけ女下に見てんだよ。
『そうですか。どうしてもあなたにとって私は邪魔な存在なのですね。』
「ああそうだな。憎くて憎くて仕方がない。」
『…そのように私の事をグチグチ言われるのは構いませんが
蝶屋敷にいる人達のことを侮辱するのはお辞め下さい。』
「はぁ?なんでだよ。っつーかな、侮辱じゃねぇ、これは事実だ。
隊士でもねえ、しかも女なんかに俺がどうしてそんな態度取らなきゃなんねぇんだよ。」
は?こいつうっさ!!?()
喋り方さねみんみたいだけど全っ然かっこよさとか桁違いにちがうからな!?てか気持ち悪いわ!!
1396人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
奥山乃愛(プロフ) - 私鬼滅の刃のキャラ全員好きなんで累がもし生きてるなら嬉しいです……… (2022年6月9日 18時) (レス) @page19 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - すいません質問です!この小説累って生きてますか? (2022年6月9日 18時) (レス) @page11 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ぴゃさん - 自分の名前でやったら無事キュン死できましたありがとうございました (2020年11月7日 14時) (レス) id: e5f52d7032 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - こんばんわ!素敵な作品ですね!応援してます:) そういえば68話の最後の方「なほ」が「かな」になってましたよ! (2020年7月26日 22時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
コットンキャンディー(プロフ) - ちょっと遅れましたが続編おめでとうございます!短編?面白かったです!体調に気をつけて下さいね(*^^*) (2020年6月16日 23時) (レス) id: 5295ad42ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:タラの芽 | 作成日時:2020年5月29日 14時