目が覚めたら産屋敷邸だった件。2

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貴方side


見事に3人は折れていた骨も治り、
次の任務へと行くことになった。





もとから私の呼吸で3人の怪我治せたやん、と思った方。






……そうですね、単純に私は藤の家紋の家に行きたかったのと3人とあ〇森のようなのほほんとした日常を少しでも過ごしたかったので使いませんでした(最低)





そんな私までもお世話になったこの藤の家紋の家に一礼する。






門の前で切り火をしてくださったひささんに伊之助が｢なにすんだババア！！｣と言っていたのを横目にあはは…と苦笑いをこぼしたのはいい思い出。←





善逸が見事に抑えてくれたので感謝しました。()






そこから任務地へ走っている最中に私は考えた。






次の任務_____________







そう、つまりは那谷蜘蛛山。







十二鬼月…累くんがいる山へついに行くのだ。





累くん会ってみたいなぁーとか呑気にも思うけど、下手したらスパッと私だって殺されてしまう可能性もある。





(『やっぱりここは慎重にいかないと。』)






しかもこの那谷蜘蛛山で炭治郎はヒノカミ神楽を使えるようになり、柱の2人、冨岡義勇と胡蝶しのぶが登場するという晴れ舞台()でもあるのだ。




私が下手して動いて変なことになるのは避けたい、そう思ってるのだけど…




そもそも今は錆兎や他の人物も救済してるわけだから何があるか分かんないんだよね。もしかしたら那谷蜘蛛山で冨岡さんと錆兎が来るかもだし…





色々な考えがグルグルと頭を回る。







(『……だめだ。今は鬼を斬る事だけを考えよう。どうせ明日は柱合会議があるし、炭治郎が裁判にかけられるのは明白だし。』)






と自己完結させ、俯いて考えていた顔を上げる。




すると隣にかまぼこ隊はいず、あれ、どこいった？と後ろを向くと







｢速！？｣






と言っている遠くにいた皆を見つけた。






考え事をしている間に足を早めてしまったらしい。







(『しまった、常中のまま走ったらダメだった。さっきまで合わせられてたのに…』)







1人反省し、その場で待つことにした。







追いついた皆からはなんでそんなに速いんだ、と言われたが呼吸を使ってるからです、とだけ言っといた。


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ここで大正コソコソ噂話！

禰豆子ちゃんは、鼓の屋敷の時、いちばんはじめに助けてくれようとした人はあなただ！と認知しそこからすごい懐いてくるようになったらしいですよ＾＾

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