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貴方side
『…!』
錆兎「…今回だけだからな。
それに、いつまでもこんな可愛らしい少女に頭を下げさせるほど俺は厳しい男でもない。」
錆兎はふっと笑って私の頭を撫でた。
(『アッアッアッ死にますそれ頭ポンポンと死にます』)
しかもさりげなく今可愛らしい少女って言ったよね。え、言ったよね?
……少女最高。←
やべえ今日頭洗えねぇ…と思いながら
でもとりあえず良かった、と安堵しふぅ…と息を着く。
『本当にありがとうございます。』
錆兎「ただし、またあいつになにかされたら必ず言うんだぞ。」
『は、はい…!』
そう返事をすると3人は背を向け帰っていった。
ポツンと残された私とアオイちゃん。
蝶屋敷三姉妹には逃げてもらった(?)ものの、アオイちゃんはずっと逃げるまい、と
怯えながらもここにいてくれたのだ。
アオイ「Aさん……すみません。ありがとうございます…」
『…アオイちゃん。今まで怖かったはずなのに、何もできなくて…
ごめんなさい。』
アオイ「何言ってるですか!!
…言わなかったのは私たちの勝手のせいです。
何も出来ないのは私の方です。やはり私は臆病者です。
…それでもAさんにあの人にはあって欲しくなかったですが…」
『で、でも、あれは私とあの人の問題です。
もともとの目的は私ですし。
それに、アオイちゃん。
アオイちゃんは逃げてばかりじゃないです。しっかりと、私の傍にいてくれました。』
アオイ「…」
『…正直、あの場に1人だったら不安でした。
何も知らない人からあんな風に思われていたなんて思いもしませんでしたし…
でも、アオイちゃんが、アオイちゃんがいてくれたお陰で、私も、立ち向かうことができました…、!!
私も、私の方こそ、ありがとうございます、です!』
アオイ「…
あなたって人はどこまで綺麗なんですかね。」
『…えっ、?!え、え、き、綺麗…?』
アオイ「何でもございません!!
さ、早く道場へ言って炭治郎さん達の鍛錬と機能回復訓練のお手伝いに行きましょう!」
『え!ちょ、あ、アオイちゃん…!!』
急ぎ足で歩くように前へ進むアオイちゃん。
怯えた味はしなく、負の味が薄くなっていくため、わたしの心はそれと共に穏やかなものへと変わっていった。
_______________
すみません、話の流れ早いですよね…
北清、ちょくちょく出していきます(◜ᴗ◝ )
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奥山乃愛(プロフ) - 私鬼滅の刃のキャラ全員好きなんで累がもし生きてるなら嬉しいです……… (2022年6月9日 18時) (レス) @page19 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - すいません質問です!この小説累って生きてますか? (2022年6月9日 18時) (レス) @page11 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ぴゃさん - 自分の名前でやったら無事キュン死できましたありがとうございました (2020年11月7日 14時) (レス) id: e5f52d7032 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - こんばんわ!素敵な作品ですね!応援してます:) そういえば68話の最後の方「なほ」が「かな」になってましたよ! (2020年7月26日 22時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
コットンキャンディー(プロフ) - ちょっと遅れましたが続編おめでとうございます!短編?面白かったです!体調に気をつけて下さいね(*^^*) (2020年6月16日 23時) (レス) id: 5295ad42ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タラの芽 | 作成日時:2020年5月29日 14時