目が覚めたら産屋敷邸だった件。

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貴方side


とりあえず話でもしようという事になり2人で座っているんだけど…


善逸｢かわいすぎない！！？？もうほんとにかわいい！！！結婚しよう！？！それで俺を守って！！｣



(『やばい死ぬやばい死ぬやばい死ぬやばい死ぬやばい死ぬやばい死ぬ←』)



これは声には出ていないが文上カオスである。



わわわわわわわわたしのぉぉおおおおお隣にああああ我妻の善逸がいますどうしましょうお母さんわたし死ぬの((


だめだ、落ち着け、取り乱せば音で気づかれる。



『あ、えと、あなたは…？』


とりあえずまずは名前から聞いておこうと思い聞き、


｢俺は我妻善逸だよぉ！！｣とまあなんとも可愛らしいお顔とお声で言ってくれた。




それから鬼殺隊に入った理由、女の子に騙されて借金したけど借金を肩代わりしてくれた師範さんの教えのため、俺はここにいる、など話してくれた。




まぁ話さなくても知ってるんだけど…という思いを閉じ込め、そ、そうなんですね、と返しておいた。


私も自己紹介を軽くし、カナヲちゃんのとき同様、呼吸法と味覚について話した。


善逸｢使う呼吸まで綺麗！！それに自分で作ったってどゆこと！？強すぎないずるすぎない！？｣


『い、いや、ずるいと言われましても…』




君も十分ずるいあざとさとかっこよさと強さ持ってるよ、うん。




善逸｢あ、でも俺も耳が良いんだ。人の感情がわかるとか…｣



『わ、わかります…ッ！で、でも、人がたくさんいるところに行ったらやばそうですよね…』


善逸｢ほんとにね！！グチャグチャして気持ち悪いよ…｣


いつか人混みに行った時色んな味で吐きそうだな自分。



『…あ、そういえば、我妻さんは、どんな呼吸を使うのですか？』


(『…まってこれダメなやつか？』)



｢……俺は雷の呼吸だよ。でも壱ノ型しか使えないんだ。兄貴の……
獪岳は、他の型も使えるのに。｣


それから兄弟子の獪岳のことを聞いた。



(『自分の才能に気づいてない2人のすれ違い…キッツ…泣きそう←』)



雷兄弟大好きな私にとっては辛い辛い話だった。






善逸｢…だから俺は1つの型しか使えないんだ。爺ちゃんはその1つの型を極め抜けって言うけど、逃げてばかりで弱いし、爺ちゃんの期待に応えることはできない。｣





そう俯きながら言う善逸。



……言いたい。





そんな事絶対ないから、って。





でもなんかここに来て色んなキャラにグチグチ言うようなことになってるけどいいのかな…

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