曖 昧 幼 馴 染 。

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私の朝はまず幼馴染のジョングクを起こすことから始まる。









「･･･起きて、ジョングク。」









そんな呼びかけで起きる事もなく、









軽くお腹をぽんぽん叩く。









JK「ん〜･･痛い。怪力デブ、やめろ。」









「おはよう」の一言も言わずに目を擦りながら洗面所へ向かうジョングク。









大きな背中を見て、昔は仲良かったのになあ、なんて思う。









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幼稚園生の頃、よく二人でおままごとをしていたのを思い出す。









『Aはお姫様でぐぅは王子様ね！』なんて設定を決めてよく遊んでいた。









小学生低学年の頃、お母さんに貰った大事なネックレスをなくして泣いていたとき、









ジョングクはお店に売っているおもちゃのネックレスをプレゼントしてくれた。









･･･私は今でも大切に取っておいてるんだよ。









まだこの時の事覚えてる？









「･･･ぐぅ、」









昔の呼び方で呼んでみたけれど、なんだか悲しくなって笑えた。

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