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「………んんっ。」


壱馬の手を握って暖めてた。
だったら指先が動いた。


もう夜が明け、カーテンの隙間から光が差し込んでた。

私一人だけだった病室には、
ランペのメンバーが揃い、しーさんもいた。

全く気づいてなかったな。


A「いちま!」


温もりがなくなりかけた手が
だんだん温もりが増していく。


壱馬「………んっ。」


目を開けた。瞳孔が徐々に開いていく。


陣「壱馬!大丈夫か!」


北人「壱馬??」


慎「壱馬さんっっ!!」









壱馬「………何やうるさいなぁ。」


みんな「壱馬!!」


陣「うるさいなぁって何やねん!」


壱馬「………うるさかってん笑 俺起きたとこやん。」


みんな「笑笑」


力也「壱馬、何があったか説明できるか。」


突然の真面目なお話。当たり前やけどな。

病室が静まりかえる中、扉がガラッと開いた。


ヒロ「壱馬大丈夫か。」


ヒロさんと臣さんだった。

臣さんは私がこの病院にいると知り、
駆けつけてくれた。


陣「今起きたとこです。」


ヒロ「そうか。」


壱馬「はい。あの、説明しますね。

ボイトレ終わって帰ろうとしてた時に、
タクシーに乗ろうと思って歩いてたんです。

そしたら後ろから轟音が聞こえて、
気づいたらもうこの部屋でした。」


ヒロ「うん。事故に巻き込まれたんじゃなくて、
壱馬を狙った犯行だと思うな。

そのあともな色々あったしな。真名とか。

この件についてはもっと話し合おう。」


広臣「A、そろそろ時間だ。
あとは、ランペに任せろ。

んー、ランペ、誰でもいい。状況が変わったら連絡してほしい。
俺でもAでもいい。頼んだ。」


そう言って、臣さんは私の手を掴んで走り出した。
確か、今日はアー写の撮影があったはず。


真名は来なくていいわ。

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星華(プロフ) - 恵子さん» いえいえ、全然大丈夫です!これからもお楽しみ下さい!! (2018年6月19日 14時) (レス) id: f0eebf7f9c (このIDを非表示/違反報告)
恵子(プロフ) - 星華さん» そうなんですね!こちらこそすみませんでした!改めて読み直してきますεεεεεヾ(*´ー`)ノトンズラッ (2018年6月19日 10時) (レス) id: c6394762e8 (このIDを非表示/違反報告)
星華(プロフ) - 恵子さん» すいません、"川村かずま"なのは知ってます。主人公さんが壱馬くんと初対面の時、読み間違えたのをそのまま使うというストーリーにしたかったんです……失礼しました (2018年6月16日 8時) (レス) id: f0eebf7f9c (このIDを非表示/違反報告)
恵子(プロフ) - あの、いちまじゃなくてかずまだと思うんですが (2018年6月16日 3時) (レス) id: c6394762e8 (このIDを非表示/違反報告)
星華(プロフ) - suigetsuさん» 私の方では表示できるんですが…未だにできない場合にはもう一度コメント下さい。 (2018年5月25日 7時) (レス) id: f0eebf7f9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星華 | 作成日時:2018年5月13日 13時

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