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８. ページ8

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ズキズキと頭が響く





昨日のことを思い出そうとすると

どうしようもないくらい頭が痛い








きっと、昨日の俺をみんなは知ってる

でも、俺は昨日のみんなを知らない




その事実が、痛くて重くて。









·









「………Aちゃん、いますか」




ビクッと遠くで震えた肩があった

きっとそれが、彼女






ゆっくり、歩み寄ってくる彼女







『……昨日の、ことだよね』



「っ…なんでわかるの？」



『…お話しようか。
一緒に……来てくれる？』






俺は頷いて、教室から出た。





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作者名：ささら | 作成日時：2017年9月8日 19時

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