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twenty-two ページ22
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ふっと時計を見ると
すでに０時を回っていた。
「……シンデレラはもう帰る時間だよ」
『うわ、ホストくさ』
「…そうやって俺の好意を無駄にするのやめてくれる？」
すると彼女はふふっと笑って
グラスの中のシャンパンを飲み干した。
『ふぅ、酔ったなぁ』
「吐かないでね。」
『そんなことしませーん。』
グラスをふらついた足取りで片付けると
戻ってきたその足で
ソファに座る俺の上に跨った。
「…随分、大胆だね？」
『うん。
酔ってるからなんでもありかなって。』
「ふはっ、……そうだね、」
『…アランくんはまだ知らないんだ。』
「………なにを？」
『…えっちする前にお酒飲むと
すっごい、気持ちいんだよ……？』
彼女はそのまま、俺にキスをし始める。
最初は何度も角度を変えて
小さなキスを繰り返して。
少しずつ、濃密なキスへと変わっていく。
体が、後ろに倒れる間際
薄目の間で見えた君の表情は
これ以上ないくらいに妖艶で綺麗だった。
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蘭 - 続きが楽しみです。 (2018年1月21日 21時) (
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作者名：ささら | 作成日時：2018年1月20日 21時
