４２.きゅんときた ページ16
はい、わたしです。
Aです。
ただいま6時30分。学校なう。
居残りとかじゃないよ？
運悪く、スポーツ大会の主催委員になっちゃっただけ…
あーあ、それがなければ今頃家でゴロゴロできたのに。
教室からため息まじりに外を見ると、そろそろ夕焼けに包まれた太陽が沈もうとしていた。
「ついてない…」
「どーしたの？」
わたしに声をかけてきたのは、同じく主催委員のジスくん。
優しくて、気の利く子。
主催委員をきめるときも、誰もいなかったから手をあげたって感じ。心優しい。空気を読む。
だから先生からはかかなり好かれてる。
「なんか疲れちゃってさー」
「そっかー。準備大変だよね」
「でも今日は種目別に場所と名前を割り振るだけだから、がんばろ！あと少しだよ」と、優しく声をかけてくれる。
なんだこの子は天使か。
ハンソル基準で世界を見てると、全世界の男子が優しく感じる…
その仕事が終わる頃には、外はもう暗くなっていた。
「Aさんは、電車通学なの？」
「うん」
「俺もなんだ。方向一緒だから、送っていくよ」
「あっ、ありがと！」
天使ってより、紳士か。
。
。
。
。
「じゃあね、気をつけて」
「そちらこそ、今日は送ってくれてありがとね！」
「いやいや、当たり前のことだよ」
「へへ、なんか紳士だね」
「普通だよ笑 Aさんの周りの男子も、きっとそうだよ」
「えー？そうかな？ハンソルとか、ないない笑」
「ハンソルくん、照れてるんだよ。
それか、もうAさんに慣れちゃってるんじゃない？」
「慣れる？」
「幼馴染だとさ、ずっと一緒にいるじゃん。
どんな子とかわかってるんだよ。
一人にさせても、だいじょうぶ、とか」
「ほー。幼馴染ってすごいね」
「いいね、幼馴染。
俺も欲しいな」
「いないの？」
「転校とか結構してるからさ、
ずっと一緒にいるっていうのはいないんだよね」
「そっか…
じゃあ、わたしとジスくんは今から幼馴染！」
「え？」
「これで、できたでしょ？」
「ふふっ、優しい子だね。
ありがと」
その時のジスくんの笑顔に思わずきゅんときたのは秘密。
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gumi - 神さん» ありがとうごさいます！そのようなお言葉、書いている側としてとても嬉しいです( ´ ▽ ` )ﾉなにかリクエスト等がありましたら言ってくださいね！1日1更新目標に頑張ります！ (2016年1月6日 23時) (
レス) id: bde8456f49 (このIDを非表示/違反報告)
神 - サイコーです!!!!!!!!!!次楽しみにしてます!!!!!!!! (2016年1月6日 2時) (レス) id: 04f5ce60f4 (このIDを非表示/違反報告)
gumi - シーズン�◆�！いやったあー！( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年1月4日 22時) (レス) id: bde8456f49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：gumi | 作成日時：2016年1月4日 22時
