第１話 何処？ ページ2
此処は四天宝寺中―…
今日は土曜日で学校に来る生徒はそんなにいない。
しかし、そんな中テニス部コートで大きな声が響いた…
？「白石ぃ〜勝負や〜！！」
白「金ちゃん、最初はいつもの練習メニューからや」
遠「嫌やー！ワイ、今すぐ試合したい！！」
赤色の髪を目立てさせながら大声で叫んでるのは関西の一年ルーキ「遠山金太郎」
白「アカン」
遠「何でやー！」
白「決まりだからや」
遠「えぇ〜そんなんおもんないやん！」
白「はぁ…金ちゃん、エエ加減練習に戻らんと…」
其処まで言うと左腕を上に向け、包帯を取ろうとした。
遠「うわぁぁぁ！！！毒手は嫌や！！ワイ、練習戻る！」
そう言って金太郎はコートに戻って行った。
その人物は四天宝寺中テニス部部長「白石蔵ノ介」
白「毎度の事やけど…ホンマに大変や…」
独り言を言い始める。
謙「白石、独り言言うてないでぇはよう練習に戻りや」
白石の後ろから現れ声をかけるのは「忍足謙也」
白「うわっ！…って謙也かいな;驚かさあらへんでぇや…」
謙「驚かしたつもりはあらねんけどな」
苦笑しながら言う謙也。
謙「てか、千歳はどないしたん？」
白「ああ…また「森の主でも探しとるほなあらへんの？」って俺のセリフや！」
自分のセリフを取られると素早くツッコミを入れる。
謙「おお！Aやん」
貴「おはようさん」
謙「おはよう」
白「って俺の事はスルーかいな！」
謙・貴「「あ、忘れてたわ」」
謙也は思い出したように、Aは当たり前の様に口をそろえて答えた。
白「俺の扱い最悪やな」
謙「そんな事無いと思うで？」
貴「そうやねん」
謙也の言葉にAも頷きながら言う。
白「てか、Aが土曜日の練習に顔出すなんて珍しいな」
貴「そう？」
白「めっちゃ。何かあったん？」
するとAは
貴「金ちゃんに私が残しておぅたモンブラン食われたんや…」
黒いオーラを出しながら呟いた。
白「(き、金ちゃん何してるん！)」
謙「(Aは怒ると手ぇつけられへんちゅー事を一番よう分かっとるのは金ちゃんやろ！)」
貴「ん？二人とも、どないしたん？顔青いで？」
白「い、いや…」
謙「問題なし、や」
貴「何で切り離すん…」
謙「あ、ははは…ほ、ほな俺練習に戻るわ〜」
そう言うと謙也は猛スピードでコートに走り去って行った―…
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雪葉(プロフ) - お知らせです。パスワードを忘れてしまったため、もしかしたらこっちの小説は削除するかもしれません。ですので、新しい方を見てくれるまたはお気に入りにいれてくれると助かります;お願いします (2012年5月19日 19時) (
レス) id: ecc468107e (このIDを非表示/違反報告)
雪葉(プロフ) - すみません、新しく作ったので其方を更新します;宜しければ其方を見てください＾＾16話までは変わらないので…其方に17話を更新いたしました！ (2012年4月23日 21時) (レス) id: ecc468107e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪葉 | 作成日時：2012年1月26日 22時
