重いです ページ7
どちらも譲らない
「え、いやあのスーパーですよ??」
「はい。スーパーですね。」
「規律委員長がついてくる必要性は……?」
「物凄くあります」
少なくとも私の欲しい返事じゃなかった。
「えぇぇ……例えば……?理由とか……」
「……貴女は美しい。」
は?
「だからこそ危険なんです」
は??
「もしも貴女が試食で舌を火傷したら
明らかに怪しいものを買おうとしたら
腐ったやつらに変な事をされたら」
「誰がどうしましょう」
「そう、俺が貴女を助けます」
この人ふざけるのは顔だけにしてくれないかな
うっすらと垂れた瞳は光っていない
いや昨日もでしたけどね
いつも頬を赤く染めるだけで全く表情筋働いてない
サボってる。
「例えば……貴女が出掛けた際に
怪しい暴漢に何かされたらどうします
俺はきっと気が気じゃなくなりますね
四肢を裂いて海に沈めます
貴女に指一本コンマ数秒でも触れたなら
腕ごともいでそいつの口につめてやる」
「俺は貴女が好きです愛してる」
「他人からしたら気色が悪いほど」
「それほど貴女が好きだ貴女を糧に生きてきた」
「だからどうか幸せであって欲しいんです」
「1ミリの不安もない俺の手の中で胸の中で」
「ですが貴女はそれを拒んだ」
そして私に顔をぐっと近づけ
微かに口角をあげた
「まだ諦めたわけではありませんが。」
「いや諦めていてほしかった」
ふふ、と微笑んだ規律委員長は
もう一度口を開いた
「貴女を守りたい」
「なので少しでも多く貴女と行動を共にします」
えぇ、いやいやいや、貴方の勝手な解釈で
事を進めないでくれ
ほんとに理由それか??
本当か????
この人もし私に彼氏できたら
殺しそうだな
というか
「昨日からずっと疑問で……」
「なんでしょう」
「本当に……ほんとのほんとに!!
私のこと好きなんですか?」
「はい???????」
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鮭谷(プロフ) - 飛血さん» はい。かっこいいです!!!!可愛いです!!!!自慢の変態キャラです!!!!(*^^*) (2018年10月22日 20時) (レス) id: 465a49d79e (このIDを非表示/違反報告)
飛血 - ふわっ、と笑顔になる規律委員長…絶っっ対!!格好よくて可愛いんでしょうネェェ!!!!!!(*≧皿≦*) (2018年10月20日 22時) (レス) id: ec1538f614 (このIDを非表示/違反報告)
鮭谷(プロフ) - 飛血さん» 本来すごいシリアスなお話のハズだったんです……笑 イラスト集での説明がチャラチャラしすぎたせいで本編に影響でちゃって……笑 今から考えてるストーリーもなかなかですがどうかお許しください……(;;) (2018年10月7日 21時) (レス) id: 465a49d79e (このIDを非表示/違反報告)
飛血 - 軽くシリアスな展開にw (2018年10月7日 16時) (レス) id: ec1538f614 (このIDを非表示/違反報告)
鮭谷(プロフ) - 最新話深夜テンションすぎてなんか怖い...笑 ストーカーに磨きがかかりましたよね笑笑(変なつぶやき) (2018年10月7日 9時) (レス) id: 465a49d79e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鮭谷 | 作成日時:2018年9月15日 20時