短編集の主役は？

お誕生日/sya ページ45

付き合い始めて1年。





9月22日。




俺にとってすごく特別な日が訪れる。




それは＿＿＿＿誕生日。







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「シャオちゃん!!シャオちゃん!!」


彼女のそんな可愛らしい声で起こされる。





『ん、なんやねん....』


そんなことを呟きながら俺は素直に起こされる。



「んふ、今日は何の日でしょうか!!!」


そんなことを聞かれて数秒悩んだ。


今日は...9月の、何日だっけか？


咄嗟にカレンダーに目をくぐらせ、22日であることを確認する。







ん?22日???




誕生日....やんか..



情けないが、今日が自分の誕生日であることに今気付く。




「あれ..その顔だと、今日が自分の誕生日ってことに今気づいた感じ？」


なんーて可愛く言うもんだから





『....誕生日プレゼントは？』

と少し不貞腐れた気に言ってみる。






「もちろんあるよ!!」




可愛いなぁ....ほんま....




「はい!!」


そう言って彼女は俺に抱きついてくる。





『!?!?』






「ちょ、シャオちゃん背高...ちょっとしゃがんで...」



いきなりなにを....



え、Aめっちゃ大胆やん...そう思いながら少ししゃがんでやる。






「よっと..」



瞬間、首にヒヤリと冷たいものがあたった。



『冷たっ!?!』




それは、黄色の宝石が埋められたネックレスだった。





「ちなみにそれ、私とおそろいだからね!!」





その宝石の名前は、＿＿＿＿＿＿＿イエローダイアモンド。



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イエローダイアモンド・・・清浄無垢、永遠の愛









＿＿＿＿ｷﾘﾄﾘ＿＿＿＿


シャオロンさんお誕生日おめでとうございます!!!!


遅れた...ごめんなさい.....

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