猫又ロディと狩人マイク (ページ3)

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変わらぬ日常２ページ3

着替えてる時に耳としっぽを隠すようにする。
つい緩んじゃうと出てきてしまうので要注意である。なぜ僕は猫なのだろうか。生まれつきではなかったはずだ。明らかに記憶喪失をした時からずっとついてたような気がする。
そういえばマイクってなぜ銃の趣味があるのだろうか。明らかに小さい時はなかったはずだった。

マイク「なに考え事してんだ？」

ロディ「ひぇっ！そ、そんなところ、やわやわしないで～！」

マイク「出る？」

ロディ「出ちゃう。」

出るとは嫌らしい意味ではなくて耳としっぽの話である。ちょっと和らぐとすぐに出てしまうので要注意なのだ。こんなの他の人に見せられるわけがないのだ。猫の人間というものは人種売買の場合価値が相当ある。そして科学者達に狙われる可能性を考えてのものだ。だから僕は誰にもこの体を触れさせたことはない。マイクだけしか触れさせてはない。

エリック「朝食ができてますよ。」

ロディ「わぁい。朝食～！！」

マイク「可愛いなロディ。」

僕は朝食が1番の楽しみなのだ。朝食は僕の好きな料理が並ぶことが多くて僕は朝だけは大食いになる。そりゃ猫もそうだと思う。朝はめっちゃ食べると思う。朝ごはんを食べ終えたら暇なのでマイクとダーツで遊ぶ。
ダーツは僕とマイクの最近の趣味である。

ロディ「やったァ！僕の勝ち！」

マイク「負けた～。じゃあ今日はアイス奢るの俺な。」

ロディ「じゃあイチゴアイスで～。」

マイク「はいはい。」

エリックが呼びに来たら屋敷を出る。
課題は昨日のうちに済ませているので大丈夫。
マイクと共同の部屋で嬉しいのだが安々と着替えをできたものじゃないことは事実である。
車に乗って高校へと向かった。記憶喪失になった時、自分が誰だか分からなかった。何度も嘆いた。僕は誰でマイクも誰なのか分からなかった。関係すら分からなくて僕はマイクに怪我をさせたことがあった。それが今では気に病んでいた。マイクがほかの女の人と一緒にいるだけで胸が痛くなったから嫌いなのかと思ってた。だけど嫉妬だって気づいてついマイクに告白をしたらOKをもらった。
僕はマイクを愛してる。ずっとずっと。