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第16話『楓、〈ミルモの里〉へ…』 ページ33

ー数分後、〈妖精界〉の〈ミルモの里〉の広場にてー
ー神楽視点ー

神楽「此処は・・・〈ミルモの里〉の広場か」

早速フィア達に会いに行かないと!

?「あっ!神楽さん!」

あ!

神楽「ペータ!それに皆!」

ペータ「久しぶりだべ!」

神楽「久しぶり」

ビケー「相変わらず美しいよ、神楽さん」

神楽「アハハ・・・ありがとうビケー」

アンナ「何処か行こうとしてるみたいだったけど・・・何処に行こうとしてたの?」

神楽「〈人間界〉が大変な事になってさ、だから《ガイア族》の所に行って助けてもらおうと思って」

皆「!?」

あっヤバイ。

つい喋っちゃった。

アンナ「ご、ごめんなさい神楽さん。今なんて言ったの?」

どうするどうするどうする!?

話す!?

いやでもフィアとか自分の事話されるのいくら私でも嫌がるし!

仕方ない・・・。

嘘つくしかない!

神楽「え、えっと、ちょっとマルモ国王とサリア王妃の居る城に行ってなにか助言貰いに来たって言ったんだよ!」

ペータ「そ、そうだっただべか。いや今《ガイア族》って言葉が聞こえた気がしたからビックリしただべ」

言ったからね!

神楽「ごめんごめん、最近変に滑舌悪くなっててさ。それじゃあ元気でね」

ビケー「気をつけてねー」

あっっぶなかったー!

神様と友達だなんて知られたら皆に絶対驚かれるから黙っとこうって決めたんだった!

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作者名:ゼレビィ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年4月4日 16時

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