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神楽「ッ!ハンゾー・・・」

ハンゾー「首領達はヤシチの兄貴にとっても、僕達にとっても憧れの存在なのら!そんな人達との関わりを断つなんて嫌なのら!」

神楽「・・・そっか。ごめんね、悲しい事させようとして」

ハンゾー「神楽・・・」

神楽「それじゃあ・・・」

そして神楽はハンゾーのマグカップを取ってハンゾーの前に置いた。

神楽「はい、コレ」

ハンゾー「神楽?どういう事なのら?」

神楽「ハンゾー・・・さよなら」

ハンゾー「ど、どういう事なのら!?」

神楽「君とは今日でお別れって事だよ」

ハンゾー「どうしてなのら!?」

神楽「ハンゾー・・・ずっと隠していた事があるの」

ハンゾー「なんなのら?」

神楽「私の家は・・・巫女の一族でね・・・君達の敵なんだよ」

ハンゾー「敵なのら!?」

神楽「うん。ワルモ団が仕えている存在を《ガイア族》と共に封じ込めた因縁の・・・ね」

ハンゾー「・・・」

神楽「ごめんね、ずっと言えなくて・・・」

ハンゾー「酷いのら・・・ずっと隠し事してきたなんて・・・僕達パートナーなのに・・・」

神楽「・・・」

ハンゾー「神楽なんて・・・大っ嫌いなのら〜〜!」

するとハンゾーはマグカップに入って行った。

神楽「さよなら・・・ハンゾー・・・」

するとさとりが入って来た。

さとり「神楽さん・・・」

神楽「さとり・・・」

さとり「お疲れ様です」

神楽「・・うぅ」

そして神楽はさとりに抱きついてしばらく泣いた。

第15話『わるいぞ!ワルモ団』→←・



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作者名:ゼレビィ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年4月4日 16時

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