・ ページ27
神楽「ッ!ハンゾー・・・」
ハンゾー「首領達はヤシチの兄貴にとっても、僕達にとっても憧れの存在なのら!そんな人達との関わりを断つなんて嫌なのら!」
神楽「・・・そっか。ごめんね、悲しい事させようとして」
ハンゾー「神楽・・・」
神楽「それじゃあ・・・」
そして神楽はハンゾーのマグカップを取ってハンゾーの前に置いた。
神楽「はい、コレ」
ハンゾー「神楽?どういう事なのら?」
神楽「ハンゾー・・・さよなら」
ハンゾー「ど、どういう事なのら!?」
神楽「君とは今日でお別れって事だよ」
ハンゾー「どうしてなのら!?」
神楽「ハンゾー・・・ずっと隠していた事があるの」
ハンゾー「なんなのら?」
神楽「私の家は・・・巫女の一族でね・・・君達の敵なんだよ」
ハンゾー「敵なのら!?」
神楽「うん。ワルモ団が仕えている存在を《ガイア族》と共に封じ込めた因縁の・・・ね」
ハンゾー「・・・」
神楽「ごめんね、ずっと言えなくて・・・」
ハンゾー「酷いのら・・・ずっと隠し事してきたなんて・・・僕達パートナーなのに・・・」
神楽「・・・」
ハンゾー「神楽なんて・・・大っ嫌いなのら〜〜!」
するとハンゾーはマグカップに入って行った。
神楽「さよなら・・・ハンゾー・・・」
するとさとりが入って来た。
さとり「神楽さん・・・」
神楽「さとり・・・」
さとり「お疲れ様です」
神楽「・・うぅ」
そして神楽はさとりに抱きついてしばらく泣いた。
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ