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そして私は部屋の隅に行き、郁子さんの幽霊に話しかけた。
絢香「こんにちは、郁子さん。私は高木絢香」
郁子(幽霊)〈貴女・・・幽霊の私が見えてるの？〉
絢香「はい。教えてください、貴女を殺したのは誰なんですか？」
郁子(幽霊)〈泉の野郎よ。彼奴、私がうしろ向いてる時にいきなり首を絞めてきて……っ！〉
絢香「落ち着いてください。泉さんとはどなたの事ですか？」
すると郁子さんの幽霊は灰色の服を着た男の人を指さした。
郁子(幽霊)〈彼奴よ〉
絢香「解りました。私が貴女の不満を消化してあげます。だから、安心して眠ってください」
郁子(幽霊)〈そう・・・信じてるからね〉
絢香「はい、絶対消化します」
すると郁子さんの幽霊は消えた。
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