【名探偵コナン】幽愛物語～1～【諸伏景光】 (ページ1)

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プロローグ【霊能探偵少女の朝】ページ1

ーとある家の2階のとある部屋にてー
ー視点無しー

絢香「兄さーん！起きてー！もう7時だよー！」

高木「んん・・・あと5分・・・」

絢香「・・・」

すると絢香はいったん部屋を出て、トランペットをかまえながら戻って来た。

絢香「・・・それでは聞いてください、私の全力を込めた【星のカービィ】のゲームBGM、【グルメレース】の大演奏まで・・・3、2・・・」

高木「うわわっ！ストップストップ！」

そして高木はベッドから起き上がった。

絢香「あ、起きた」

高木「そりゃ鼓膜破けるのはごめんだからね」

絢香「全然起きようとしない兄さんが悪い」

高木「そうだけど僕の耳元でトランペットの大演奏しようとするの止めて！？」

絢香「本当ならそろそろトランペットからフリューゲルホルンに変えたいんだけど・・・変えるの我慢してるだけ良いと思ってね？」

高木「あのねぇ・・・諸伏君も止めて？」

諸伏(幽霊)〈んー、でも楽器弾いてる時の絢香楽しそうだからさー〉

高木「君は本当に絢香が好きだね」

絢香「それより兄さん・・・時間見て？」

高木「え？・・・ああ！もうこんな時間！速く行かないと！」

そして高木は着替えて部屋を出て行った。

絢香「ハァ・・・本当にどっちが年上なのか・・・」

諸伏(幽霊)〈おもしろいよなー、高木さん〉