31.秘密のお話 ページ36
Aside
まさか最初にその話がくるとは思わなかったよ...。
「どうするの、A。」
カルマは言うの？と言いたそうな目をしてる。
「みんなに秘密にしてくれるなら言おうと思ってる。」
口固そうだしね。
その会話を聞いている二人は何がなんだかわかっていない。
「烏養監督、武田先生。」
二人は困惑した顔をで私たちの方を向いた。
「今から話すこと、みんなに秘密にしてくれますか？」
そういうと、静かに頷いてくれた。
「この人達なら、普通に話しても大丈夫だね」
怪訝そうな顔で監督たちのことを見ていたカルマは、安心したような顔になった。
「うん。
...じゃあ、話しますね。」
そういうと、監督達の目は真剣になる。
「私たちの前の学校。
聞いたこと、あると思います。」
「そこまで有名なのか。」
「はい。
...椚ヶ丘中学校です。」
そういうと、監督達は驚きの声をあげた。
「あの、化け物を倒したと言われてるクラスがある学校ですか！？」
「そうですね。しかもそのクラスでした。」
そうカルマは答えた。
だけど顔が怒ってる。
私もすこーしだけイラついたけどカルマほどではない。
...これはいつキレるかわかんないな。
安心していた顔からまた怪訝そうな顔に戻っちゃったよ。
「カルマ。そんなに怒らないの。」
「でもさ...」
「カルマの言いたいことはわかる。
まずその誤解解かなきゃでしょ。」
「...そっか」
てかまた監督達話についていってないな
「ごめんなさい、勝手に話進めちゃって。
えっと、監督達が化け物って言ってるの、あるじゃないですか。」
「それが、どうかしたのか？」
「殺せんせー...監督達が言っている化け物は。
極悪非道の化け物じゃありません。」
そういうと監督たちはまさにハテナマークが浮かんでいるような顔をしていた。
「すいません、意味わかんないですよね。
えっと、その化け物は世の中に生徒を脅していた極悪非道のヤツになってるじゃないですか。」
「ええ、それが...？」
やっばいよカルマさん化け物って言う度殺気が溢れてる！！
私だって言いたくないよ！！でも他に伝え方がわかんないの！！
「その話、全部嘘なんです。」
「嘘ってどう言うことだよ」
待って、もうそろそろ死ぬ
「その化け物...すいません化け物って言うと隣の人から殺されそうなので殺せんせーって呼びますね！？」
「えっ！？...ああ、はい」
これで死との恐怖は免れた...
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みょんみょん - 備えあればうれしいな⁉︎ (2022年8月8日 9時) (
レス) @page19 id: eb220bc671 (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - 続きが早く読みたいです。私カルマ好きなんですよ！てか、いい所で停止してたので、1年間わくわくして待ってました！続きお願いします (2018年6月18日 7時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - 凄く面白いです！読んだのが一年前で、今日また見てみたらやっぱり面白いですね！お気に入りに追加させて頂きました。続きが見たいです！頑張って下さい (2018年6月18日 7時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
在音。(プロフ) - はづき。さん» ありがとうごさいます！！これからも日々邁進して参ります！！ (2017年4月15日 23時) (レス) id: f54c4773b1 (このIDを非表示/違反報告)
在音。(プロフ) - 千夏さん» いえっさー！！ (2017年4月15日 23時) (レス) id: f54c4773b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：在音 x他2人 | 作成日時：2016年12月4日 22時
