百五十九話 ページ23
「ふふふ。旅行を愛したご先祖様に感謝しなくてはならないね。
…………さ！作戦会議も済んだところで、抜け出したことがバレないうちにすぐに出発しよう！」
あ、そうだった。私たち、学園抜け出してんじゃん。
うわー、今頃ポムフィオーレパニックかな。
いや、他の寮にも抜け出したってこと知られてるかもしれないな。
『そうですね。箒の準備はできています』
「そうだ、君たち、身体を冷やさないよう出発前に着替えたほうがいい。
箒で長時間飛ぶなら、寮服がおすすめさ。
特別にユウくんとAくんにも、我が寮の礼装をお貸ししよう。それ！」
「わっ！」
「本当だ、あったかい！」
『うわー、すごい！サイズぴったり！』
「すっごく似合ってるよ、Aちゃん！」
『ありがとう、エペルくん。ユウも、凄く似合ってるよ！』
「そう？ありがとう！」
「喜んでもらえてよかったよ。
さて、エペルくん、Aくん。飛行ペースは合わせてあげられないよ。ついてこられるかな？」
「ナメでもらえば困るや。
飛行術ならマジフト部の一年生で一番の腕前って、レオナサンのお墨付きなんだ！
絶対おぐれだりさねはんで！」
『ほとんど箒が……まあ、行けると思います。いや、行けます！』
「マーベラス！それでこそナイトレイブンカレッジ生だ。
さあ、嘆きの島へ向けて……アン・ルー！」
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サリー - 地獄の番人さん» コメントありがとうございます！これからも頑張っていくつもりです！ (2022年12月29日 10時) (
レス) @page4 id: bff6de7ecd (このIDを非表示/違反報告)
地獄の番人 - 続編おめでとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2022年12月27日 21時) (レス) @page3 id: 7578fd3293 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サリー | 作成日時：2022年12月27日 19時
