百三十六話 ページ45
思えばリドル先輩に決闘を挑んだ時も、マジフト大会の時も、期末テストの時も、ホリデーの時も。
もしかしたらこれからもディズニ○のお話に似たことが起きるかも。
イグニハイドは死者の国の王、ハデス…………
ディアソムニアは茨の魔女、マレフィセント………
なんだっけ……ハデスに、マレフィセント………
「とにかく、観客を早く避難させないと！………って、あれ？いない！？」
あ、そ、そうだった。今はそんな場合じゃない。
『あーあ、まーた関わっちゃったよ………』
まあ自ら関わりにいったわけだし、嘆いても仕方ない。
「お前の突拍子もない行動をフォローし続けて何年になると思ってるんだ。
とっくに全員、外に避難させた！」
「えぇっ！？どうやって！？」
「簡単な話だ。ネージュを利用した。
アイツは国民的スターだからな。アイツが外に出て歌い踊ってれば、自然と人は集まる」
な、なるほど………それで、ネージュ先輩を洗脳して…………
「さっきネージュ達のリハを見た後、ヴィル先輩の顔を見て嫌な予感がしたんだ。
どっかの誰かさんが蜂の巣をつつくような真似をして、最悪の事態を招くんじゃないかってな」
「えーーー！！何だよその言い方！？だって、放っておけないだろ！？」
「それが善意にせよ、悪意にせよ、結果として蜂の巣は落とされた。
あとはどう始末をつけるかだけだ」
「く〜〜っ………でも、助かった！ありがとな、ジャミル！」
「ったく、黙っていればネージュひとりの犠牲だけで済んだかもしれないのに。余計なことを………」
『え、さすがヴィラン………エグいこと考えるな…………』
「いや、なんでもない。
それより、今はヴィル先輩だ」
『は、はあ………そうですね』
「あ、A？これ、どうなってんの？」
あ、エース。
『シェーンハイト先輩がオバブロしたんだよ………』
「「「えぇっ！？」」」
あ、デュースにエペルくんも。
『とにかく、話はあと！！今はとりあえずシェーンハイト先輩を正気に戻さないと！』
いつのまにかステージにいたシェーンハイト先輩を指さす。
「逃がさないわ………アタシの醜い姿を見たものは誰一人生かしておくもんですか！
アーーッハッハッハッハ！！！」
で、救援が来るまでなんとか持ち堪えることになったが…………
いや、来るまでに魔力が尽きたらどうすんだよ。
とにかく、とにかく………早く正気に………
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地獄の番人 - いや〜〜、夢主さん、愛されていますね〜。思わずﾆﾔﾆﾔしちゃいましたよ〜。本当に面白いです続きを楽しみに待ってます。 (2022年12月11日 18時) (
レス) @page33 id: 7578fd3293 (このIDを非表示/違反報告)
サリー - 地獄の番人さん» いつもコメントありがとうございます！詠唱………今なんとなく考えてるんですがちゃんとできるまでちょっと保留ですね………また鈴木のユニーク魔法が使う場面があったら出てくるかもですけど (2022年12月5日 19時) (レス) @page24 id: bff6de7ecd (このIDを非表示/違反報告)
地獄の番人 - 鈴木の詠唱？がどうなるか楽しみに待ってます!! (2022年12月5日 18時) (レス) @page24 id: 7578fd3293 (このIDを非表示/違反報告)
仁音 - 面白いです！お身体に気をつけて更新頑張ってください(*^^*) (2022年11月25日 22時) (レス) @page9 id: cd46630a56 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです! (2022年11月23日 12時) (レス) @page4 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サリー | 作成日時：2022年11月22日 7時
