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三十八 ページ46

土方side


「...ん?」



今...俺、?



キス、してんのか...?


心臓が速まるのがわかった。
Aに聞こえてるか...?


お互い多分頭が回ってなかった。



「あ...ああ、あの」


Aは顔を真っ赤にして言った。
まぁ、それもほとんど「あ」しか喋ってねぇけど...


「ひ、土方君...ごめん」


「...すまねぇ、忘れろ」



Aも俺も、お互い顔を合わせれなくなりそっぽを向いた。
顔が熱ィ...


「...くっそ」


「ご、ごめんね、そろそろ行こうか」


「謝る必要は無ぇが...その、気をつけろよ」



俺は振り向きAの顔を見た。


「ちょ...こっち見ないでよ恥ずかしい...」



ズッキューーーーーーーーーン









あれ、俺今なんか効果音流れた?
ずっきゅーんって?




(つーか可愛すぎだろぉぉぉ...)



「おおおおうすまねぇ...俺、部屋帰るから」


なんだ...調子狂うぞ?

分かってる、俺だって自分の事くらい...



俺はゆっくり部屋を出て、壁にもたれ掛かった。



「らしくねぇぞ...」






Aside




「ひ、土方君とき、キスを...?」



私は自分の唇に触れた。

さっきまで、土方の唇が...私の唇に?



「まだ、温度残ってる...」



少し顔を上げると、時計を見た。

もう出発の時間だった。




「行かなきゃ」



私は恥ずかしい気持ちを抑えながら急いで準備をした。

商店街、もう一緒になんて回れないよ...
総悟くんと回ろうかな。

きっと嫌われた。
キスして、私気持ち悪がられたかな?



私って熟運がないな...

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設定タグ:銀魂 , 土方十四郎 , 真撰組   
作品ジャンル:アニメ
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唐辛子の民(プロフ) - 愛音さん» ありがとうございます! (2018年2月25日 23時) (レス) id: 7066b21a8f (このIDを非表示/違反報告)
愛音(プロフ) - 唐辛子の民さん» まさかそこまで言って頂けるとは…。とても嬉しいです!ありがとうございます。これからも見に来ますね。陰ながら応援してます! (2018年2月25日 22時) (レス) id: 8d78b160ba (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子の民(プロフ) - 愛音さん» まっ、まさかっ!?あの愛音様!?いつも見させていただいてます!こんな方に見ていただけるなんて何たる光栄!ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2018年2月25日 22時) (レス) id: 7066b21a8f (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子の民(プロフ) - まかろんさん» いやもう私もなんでこんなに伸びてるのかわかりませんよ。w多分私は神でも天才でも無いです。なんかこんなに褒めていただくと照れますね。w楽しんでいただき何よりです!更新がんばります!よろしくお願いします! (2018年2月25日 17時) (レス) id: 7066b21a8f (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - 後れ馳せながら読ませていただきました。あなた様は天才ですか、神ですか、どっちですか。あ、秀才なんですかね。なんでこんな面白い小説書けるんですか、その文才分けてください。神は1人に二物も与えるんですね。楽しみにしてるので更新頑張って下さい! (2018年2月25日 15時) (レス) id: 8aa890658c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唐辛子の民 | 作成日時:2018年2月24日 5時

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