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ちょっと離れた所に着き、彩さんが振り向いた
『なんですか？』
彩「うーん、取り敢えず敬語外していいよ」
突然の申し出に物凄く驚いた。中学の頃から上下関係だけは自分の中で厳しくしてきた。現に、家族以外でタメ口で話せる人なんて貴くんしかいない
『でも、先輩ですし…』
彩「なら、先輩からのお願いって事で、ね？」
『それなら』
彩「じゃあ、私の事は彩って呼んでね」
『呼び捨てなんて！そんなのむりです！』
彩「敬語になってるよ？私はAちゃんと仲良くなりたいの。突然は無理なら徐々に慣れてけばいいよ。ところで、本題なんだけど」
『なんですか？…じゃなくて、何？』
彩「上杉くんとデートしたいんだけど、上杉くん忙しいの分かってるから言い出せなくて…。どうしたらいいかなって」
『う〜ん…忙しいの分かってても思ってる事は言った方がいいんじゃないかな？私、それで1回だけ貴くんとケンカした事あるし』
彩「えっ！？黒木くんと！？やっぱり、言った方がいいのかな」
そこで、私はある作戦を思いついた
『言えないなら、私から言おうか？』
彩「その気持ちは有難いけど、上杉くんに自分の気持ちも自分の口で言えない人って思われるのはイヤだな…」
『そんな事しないよ！私が貴くんに彩さん達とダブルデートしたいって言って、彩さんがそれに賛成すれば上杉さんだってきっと…』
彩「無理だと思うよ。だって上杉くん、そう言うの好まないもの」
そっか…
『一か八かやってみようよ！』
彩「よろしくね！」
そう言って片手を差し出してくる。私も片手で彩さんの手を握ろうとした時
若武「お前ら戻ってこい！」
若武さんが現れた後すぐに貴くんと上杉さんが来た
黒木「ごめん、抑えきれなかった」
申し訳なさそうに苦笑いする貴くん
上杉「こいつ、この小さい身長活かして俺と黒木の隙間をくぐり抜けたんだ。チビにしか出来ないよな」
めっちゃ皮肉にしか聞こえない。すると、若武さんが上杉さんに飛び付き、2人で掴み合いになる。えっ、これ大丈夫なの？？
黒木「いい加減、学習しろよ」
そう言って2人を引き剥がす
彩「この2人、いつもこうだから気にしないで」
そうなんですか…
黒木「皆んな待ってるし戻ろっか」
そして、私達5人は元のテーブルの所に戻った
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みーら🌸 - とってもおもしろい！黒木くんのキャラが崩壊してるのも面白い 🤣これからもがんばってください！ (8月1日 11時) (
レス) @page16 id: d4862d12a7 (このIDを非表示/違反報告)
りぃあ♪# - 凄い面白いです！あと、行間開けるともっと読みやすくなりますよ！(字数の調節もしやすくなるし…) (2019年11月26日 16時) (レス) id: 77648adcbf (このIDを非表示/違反報告)
かなと - ルールを守る気も理解する気もない悪質ユーザーとして違反報告します (2019年10月8日 20時) (レス) id: 2c9a625555 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年10月8日 16時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M-M-N | 作成日時：2019年10月8日 16時
