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何もいなかったけど、音がした所から一瞬も目を離さずに注視する
黒木「A？どうした？」
『今、ガサガサって…』
そう言った瞬間、アイツが姿を現した。私は咄嗟に悲鳴を上げてしまったが、直ぐに貴くんが手で私の口を覆った
黒木「驚いたのも怖いのも知ってるけど近所迷惑だから…」
呆れ半分でそんな事を言ってくる。でも、そんな事言われても出ちゃうものは出ちゃうし…
小塚「何処？」
お兄ちゃんがもう何が起きたか分かりきったかのように捕まえる道具を持って普通に部屋に入って来た
黒木「そこ」
小塚「ああ、ここか」
なんで動揺もしないでこんな普通に話せるの！？奴が目の前にいるんだよ！？手際よく捕獲したお兄ちゃんは「よし！」とか言って部屋を出てった
『何も「よし」じゃないよ…。まだ生きてるし、またでてくるかもじゃん』
黒木「分かったから泣くなよ」
そう言って私をギュッと包み込んでくれた
黒木「Aって、警戒心がMAXになると物音にすごく敏感になって、その後警戒心が解けると泣き出すよね。もしくは、恐怖から解放された時」
貴くんも毎回それ言ってる。貴くんに言われるまで自覚がなくて、貴くんに初めて言われた時にお兄ちゃんに確認したら昔っからそうだったって言われて驚いたのは今でも覚えてる
黒木「俺、そろそろ戻るね。Aが無事だってわかったし、調査に使える資料も手に入ったし、美門一人に任せっきりにしてるしさ」
部屋を出て行こうとする貴くんを慌てて追って貴くんの腕にしがみつく
『玄関までこのまま』
そう言って玄関まで一緒に行った。玄関について貴くんの腕をパッと解放する
黒木「そんな顔しなくても、いつでも会えるから」
自覚はなかったが相当酷い顔をしてたのかそう言われてしまう
黒木「じゃあ、またね」
そう言って頬にキスをしてくれた。嬉しかったけど、ちょっとムッとして自分の唇を貴くんの唇に近づける。しかしあともうちょっとという所で貴くんが私の唇を手で塞いだ
黒木「それは今度ね」
パチッとウインクをしてそのまま家を出てった
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みーら🌸 - とってもおもしろい！黒木くんのキャラが崩壊してるのも面白い 🤣これからもがんばってください！ (8月1日 11時) (
レス) @page16 id: d4862d12a7 (このIDを非表示/違反報告)
りぃあ♪# - 凄い面白いです！あと、行間開けるともっと読みやすくなりますよ！(字数の調節もしやすくなるし…) (2019年11月26日 16時) (レス) id: 77648adcbf (このIDを非表示/違反報告)
かなと - ルールを守る気も理解する気もない悪質ユーザーとして違反報告します (2019年10月8日 20時) (レス) id: 2c9a625555 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年10月8日 16時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M-M-N | 作成日時：2019年10月8日 16時
