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しかし、高校生の女子と大人の男の人では走るスピードは明らか。直ぐに腕を掴まれて捕まってしまった。驚いて思わず悲鳴をあげる
男「静かにしろ!お前ら何処から見てた?」
彩「通りかかっただけで何も見てません」
震え声で言う彩さん。私のせいでこうなったのに、私は恐怖で何も言えなかった。すると突然後ろからカシャッというシャッター音が聞こえた
小塚「その手離さないと、これ警察に持ってくよ?」
驚いて振り向くと、今撮ったであろう写真を見せ付けてるお兄ちゃんがいた。脅された男の人は私達を解放して去って行った
小塚「A、アーヤ、大丈夫?」
私はお兄ちゃんにギュッと抱き着いた。そうすると優しく頭を撫でてくれた
彩「大丈夫だよ。ありがとう、小塚くん」
小塚「よかった。一旦家戻ろう?話は家で聞かせて。A、もう大丈夫だから。ちゃんと自分で歩いて?」
家に着いて家を出た理由から1つずつ話した
小塚「あんまり危険な事しないでね。突然、外からAの悲鳴が聞こえたから何事かと思って外に出たらあんな状況になっててビックリだよ」
呆れ半分で軽く叱られた
小塚「工場の調査は皆んなに任せて僕達はあまり近づかない方がいいかもね。顔覚えられてるかも知れないし」
自分のちょっとしたミスで、お兄ちゃんにも彩さんにも迷惑をかけてしまっただけでなく、チームの皆に迷惑をかけてしまった
『ごめんなさい。彩さんも、私のせいで怖い思いさせてごめんね』
言い切る前に涙の方が先に出てしまった
彩「私は大丈夫だから、泣かないで?」
泣いてる私にハンカチを差し出しながら大丈夫だと言い切る彩さんの優しさを感じてさらに泣いてしまった。一向に泣き止まない私を見かねてかお兄ちゃんがギュッと抱きしめてくれた
小塚「アーヤ、配置図どこまで進んでる?途中なら足りない所は僕が補足するよ」
彩「ありがとう。でも殆どできてるから正しいかどうか確認だけお願いしてもいい?」
小塚「もちろん」
お兄ちゃんの腕を抜け出して3人分のお茶を持って部屋に戻る。真剣な2人をみて何も出来ない自分がもどかしくなる。部屋を出てドアの前で俯いてると頭に誰かの手がポンッと乗った。誰かと思い顔を上げると貴くんがいた
『貴くん!なんで?』
黒木「小塚から連絡があってさ。上杉もいる」
貴くんの後ろに上杉さんがいるのを確認して、お兄ちゃんの部屋に通す
『お兄ちゃん、貴くん達呼んだの?』
小塚「呼んだのは上杉だけなんだけど…」

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みーら🌸 - とってもおもしろい!黒木くんのキャラが崩壊してるのも面白い 🤣これからもがんばってください! (8月1日 11時) (レス) @page16 id: d4862d12a7 (このIDを非表示/違反報告)
りぃあ♪# - 凄い面白いです!あと、行間開けるともっと読みやすくなりますよ!(字数の調節もしやすくなるし…) (2019年11月26日 16時) (レス) id: 77648adcbf (このIDを非表示/違反報告)
かなと - ルールを守る気も理解する気もない悪質ユーザーとして違反報告します (2019年10月8日 20時) (レス) id: 2c9a625555 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年10月8日 16時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:M-M-N | 作成日時:2019年10月8日 16時

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