【d!】猫の下。【男主】

９話 ページ12

シッマと戦うことになりました


さよなら俺の骨

絶対1、2本は逝くね
2桁いかないといいな

手加減してよねお願いだから


シッマは接近戦が得意だけど俺はどちらかと言えば遠距離が好き

近距離戦にならないように距離を取って攻撃したい


ところで、軍の試験ではナイフを使ったけど、それ以外にも武器はある

だから今回はハンドガンを使おっかなって思ってる


ただ、剣と銃だったら銃の方が有利になるから、弾が八発しか打てない

打ち切ったら素手で戦うしかない上に、一発ずつリロードが必要になる制限付きの武器


どうせ負けるんなら得意分野で少しでも怪我を軽くしたい
骨大事、怪我嫌だ


というわけで兵士さんにペイント弾が入った銃を貰いました〜


実弾な訳ないよ
ペイント弾が急所に当たったら勝ち

できるだけ怪我がすくなくなるように頑張るか

いや、ほんとに手加減してほしい。頼む



kn「へぇ銃なんやな」

『はい』

kn「扱えんのにそんなん持っとっても仕方ないやろ
お前は俺をどんだけイラつかせるんや」


俺に向けられた殺意

観客席の方をちらっと見たら、顔色が悪い人が沢山いた
怖がられてるやん


俺もたまに内ゲバ参加してたんだけど、トンさんからの殺意の方がすごかったから…

まぁ大丈夫だった


ていうか、コネさんを苛つかせた覚えないな
冤罪…？



話変わるんだけど、この銃を導入したのは実はコネさんなんですよ


「これでAとも遊べるな!」って言ってくれた

嬉しくてそのまま銃を使って遊んでたら、いつの間にか城が半壊してたんだよなぁ

そのあとにトンさんから死ぬほど怒られた
それからは、物を壊さないように気を付けてたっけ


脱線してた

この銃だったら入軍試験でも使えるじゃんってなって採用されたらしい



うーん、俺の知ってるコネさんは基本笑ってるんだけどなぁ


なんかあったんかな

皆のことで知らないことがあるって悲しいな

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