1.戦後 ページ2
A「‥‥」
‥‥ここ、どこだ‥‥?
出てから、どれぐらい歩いたことだろう。
お腹は減るし、もう動けないし、
人は、なんか、よく分かんないいろんな服着て
話してて‥‥
ーー恐い。
‥‥ん??さっき、桂さんみたいな人が、通ったような気もしたのだが、声をかける気力もなく、木下で座っていたら‥‥
?「ククク‥‥A‥‥」
突然、木の裏から聞き馴れた様な声で呼ばれた‥‥
A「‥‥‥」
まぁ、一応黙っておくことにした。人違いかもしれないし。
?「オイ、A。聞こえてんだろ。」
A「‥‥(下をむく)」
怖くて上を向けない。だって、私は服、出てきたときのままだし、また傷口が開き、血がついているし‥‥こんなみっともない姿、敵にも 仲間にも見られたくない‥‥
?「‥‥ったく‥(傘をとり、Aに視線を合わす)‥‥A、」
A「たっ‥‥⁉たかたかたかたかたか‥‥たかっ!?高杉さん!?」
高杉「クククッ‥‥驚きすぎだ。」
A「ど‥‥どうしてここに!?」
高杉「どうだ?A、‥‥俺と‥‥一緒に来ないか?」
A「ど‥‥どこにですか‥‥?」
高杉「‥‥俺と、一緒に、ずっと‥‥いつか、俺たちから先生を奪ったこの世界をぶっ潰すまで‥‥俺のこの心の中の獣の呻きが止むまで‥‥」
‥‥よし、高杉さんについて行き、高杉さんの心の獣とやらを止めよう‥‥!
なんか‥‥世界をぶっ潰すって‥‥スケールが大きい‥‥!
まず、私はこの世界を潰したくない‥‥
まだ、私は‥‥また皆と笑っていたいもん‥‥!
高杉「?」
A「わかり‥‥ました‥‥」
高杉「‥‥ジー(じっと目を見る)」
A「‥‥///」
高杉「‥‥わかってねぇな‥‥オメェ、絶対俺の計画、潰そうとしてるだろ‥‥」
A「‥‥」
あぁ。ダメだ、高杉さんにはなにも隠し事ができない。もし、隠し事をしていてもすぐにバレてしまう‥‥
A「‥‥」
高杉「ククク‥‥まぁ良い。」
そう言い立ち去ろうとする高杉さんに私はなぜか声をあげていた‥‥
A「わ‥‥私は‥‥!あなたを‥‥!!そんな暗い闇に落とそうとは思いません!ただ‥‥ただっ‥‥!」
言い終わる前に、高杉さんは私に
「また迎えに来てやるよ。『戦場の美しき蝶』さんよォ‥‥」
と、言い、どこかえ消えていった‥‥。
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ゆじゅ(*^^*)(プロフ) - 眠い、( ´・ω⊂ヽ゛。←じゃあ、寝なさい(笑) (2019年4月27日 22時) (レス) id: b28f7c5037 (このIDを非表示/違反報告)
ゆじゅ(*^^*)(プロフ) - 銀時と土方さん» 銀時と土方さん!お返事遅れてごめんなさい!ありがとうございます!!!!!!!感謝です!頑張ります!これからもよろしくお願いします! (2019年3月9日 9時) (レス) id: b28f7c5037 (このIDを非表示/違反報告)
銀時と土方 - とても面白いです!全てのシリーズ?全部読んでいます^ ^更新頑張ってください! (2019年2月17日 23時) (レス) id: 27f1b17986 (このIDを非表示/違反報告)
ゆじゅ(*^^*)(プロフ) - お気に入り登録を、してくださった方!本当にありがとうございます!! (2018年8月24日 18時) (レス) id: b28f7c5037 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆじゅ(*^^*) x他3人 | 作成日時:2018年8月17日 16時