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244話 ページ48

Aside

さて、オンボロ寮に帰ってきたは良いんだけど





『何でクロウリーがユウちゃんに一本背負いされてるのかな?』←





いや知ってるけども←

一応聞いとかないとね


前に作った寮服を身に纏って、ユウちゃんは綺麗な一本背負いを決めていた



服は黒に近いグレーのフリル付きシャツに白と金のグラデの膝丈スカート

スカートの後ろ側には藤色の大きなリボン

淡い黄緑で蔓の模様の入った黒のタイツに金と紫の装飾の施されたショートブーツ

上は白に金の装飾と紫の刺繍が施され、右胸元に空色と濃紫の蝶のブローチの付いたジャケット

頭には蝶とリボンの付いた白のミニシルクハット





ジャック「そこの鴉が食費を盾にアズールの商売を止めろって言ってきたんだよ」

『へぇ?』





だろうとは思ってたよ

でもさ、クロウリーテメェ最低限しか出してないだろ?


だって他は私が養ってるんだから

形式だけでもってそっちが譲らなかったから最低限の支払いだけ頼んでるってのに


第一そっちが誘したんだからこれくらいは無償に決まってんだろ?

別に食費出してくれなくても生きてけるからな?

…でもまぁ、そうだねぇ





『条件を呑めば引き受けなくはないですよ』

クロウリー「ほ、ホントですか…?」

ユウ「そうだね。それによる」





改めてソファーに座って


話……というか、交渉(という名の脅し)をする←

こらこら、そんな身構えなくても良いよ


簡単なものだから…さ?





ユウ「私はこのお願いを聞くにあたって調査のために授業を欠席する許可を要求します」

『私が要求するのは“自由な外出の許可”』

エース「……なんで?」





ユウちゃんのはともかく、私のに皆が首を傾げた

まぁだよね。でもね、ホントに大事なんだよ





『私は知っての通り妖精に好かれてる

だから会うこともあるんだけど、こっちから会いに行かないといけない子もいる

それで、どうしてもって時が出てくるから許可が欲しい。てか寄越せ』

クロウリー「寄越せ!?」

『おや、そっちのお願いを聞くんだからそれくらいできるよね?』





因みにこれもボイスレコーダで録ってるよ

こういうのは大事だよ?


取り敢えず笑顔で圧かけて了承させた



さてと、真珠の子のことはクラーケンにでも聞くかな?

海に通ずるモノのことは、クラーケンは全て知っている


それも蛸の人魚となれば


クラーケンが目を付けていない筈がないからね

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どん - 続きが気になる (2021年4月13日 20時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 最新待ってます! お願いします!【土下座】 (2021年4月12日 12時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 続きありがとうございます! 最新がんばってください! お願いします!【土下座】 (2021年4月8日 7時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 続きが楽しみです! 最新してくださるのを待ってます! 最新お願いします!【土下座】 (2021年4月2日 10時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - こっちの小説も好きなのでうれしいです! 最新がんばってください! 応援してます! (2021年3月21日 9時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零月 | 作者ホームページ:http   
作成日時:2020年11月29日 17時

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