222話 ページ26
Aside
エースがディスクを放つと同時に
私は手に持っていた箒に立ち一気に加速する
圧縮した風魔法も飛行魔法と併用し、ジェットのようなスピードを出した
相手選手しかいない場所に打ったから、相手はディスクを取ろうと構えている
ま、取らせないけどね？
エースの風魔法で遠くに押し出されたディスクの勢いが止まらぬうちに
ﾋｭﾝｯ
ラギー「な、はやっ！？」
『ふふ、貰ってくよー』
風が綾なす木々をすり抜けていくように
流水が岩を避けていくように
空中にいる敵の間を的確に縫ってディスクの元へいき
ラブラドライトのような魔法石を埋め込んだペンを上に翳して
勢いを更に上乗せするように飛ばして点を取る
ラブラドライトはグレーがベースで、ラブラドレッセンスで蝶の羽のような輝きを見せるムーンストーンの仲間
1770年に発見され、独自の美しさで世界中に知られるようになった、自由を象徴する石だ
司会者《おーっとペタリュクス寮！流れるような神速の連携！》
今度は敵から始まったディスク
それを見た瞬間ペンを後方へ向け
味方にアイコンタクトを送る
デュース「お、やるのか！」
『頼むよ』
使えるものは全部使うよ
エースやデュースには兎に角敵陣の中に入り込んで貰う
ディスクを運ぶのが私の仕事だ
どうやるのかって？そりゃあ…
ｶﾞｯ
レオナ「っは？」
司会者《な、なんだ〜！？ディスクに…無人の箒がぶつかった！？》
ユウちゃんに持ってもらっていた箒を二つ操りディスクをエース達のところへ弾く
『箒は一人一つ…なんて決まり無いしね？』
司会者《なんと箒を複数操り妨害！まるで蝶に弄ばれているようだ！》
そしてデュースがディスクを受け取ったところで箒を一つその足元にもっていき
デュースが箒を踏み台にすると同時に上に押し上げ、点を取った
私は他の箒をいったり来たりしながらゴースト達と錯乱させてるよ
『さぁ、どこまでついて来られるかな？』
ゴースト「ヒヒッ、そらこっちだぞー」
ふむ、今度はゴーストにディスクが回ったか…
………なら
『よっと』
視線を向けディスクをこちらに飛ばしてもらい
箒を飛び降りると同時に受け取って、四足獣みたいに姿勢を低くする
そのまま片手をついてディスクと共に回転して奪いづらくしたら
ﾋﾞｭﾝｯ
ブレイクダンスの要領で飛ばす
ふふ、戦法なんてたーくさんあるんだからね？
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どん - 続きが気になる (2021年4月13日 20時) (
レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 最新待ってます！ お願いします！【土下座】 (2021年4月12日 12時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 続きありがとうございます！ 最新がんばってください！ お願いします！【土下座】 (2021年4月8日 7時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 続きが楽しみです！ 最新してくださるのを待ってます！ 最新お願いします！【土下座】 (2021年4月2日 10時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - こっちの小説も好きなのでうれしいです！ 最新がんばってください！ 応援してます！ (2021年3月21日 9時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
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