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side 龍友
龍「じゃあ1日1個ずつ、とりあえずはそれでいい?」
涼「うん」
裕「それと、できるだけみんなが揃ってる時に、な」
涼「うん」
涼太の苦しむ姿が見たくないから何もしない。
それじゃ何も変わらない。
それは事実なわけで。
龍「今日はどうしよっか…」
裕「今日は最初やからさ、何かDVDとか見るより聴くだけの方がええんちゃう?」
龍「そうやな」
だから、3人で約束した。
1日1個だけ、GENERATIONS に関わる何かに触れる。
でもそれは、できるだけみんなが揃ってから。
もしものことがあったら怖い、涼太を守りたいってことをはっきり伝えて、了承してもらった。
裕「どんな曲聴きたい?」
龍「ゆっくりめな曲とか、すごいアップテンポとか…」
触れる唯一のものは、涼太が決める。
でも曲名を伝えたところで、今の涼太にはわからない。
だから何かをきっかけに思い出せるように、僕らのキーワードをもとに涼太が触れたいと思うものを選んでもらう。
でもまだ初日に映像を見せるのは、刺激が強い気がして。
とりあえず今日は、聴くだけ。
涼「なんか…見たい、写真とか…」
裕「んーと、どうしよ…龍友くん、ジャケ写とか見せんのはありかな、?」
龍「そうやな、どうしよ…」
いくつかのジャケ写も見せるとなれば、それもまた刺激になるのではと心配が募る。
でも、じゃあ僕らが寄り添えばいい。
龍「全部じゃないけど、いい?」
涼「うん、ありがとう」
流石に今までのジャケ写全部は、と思い。
いくつかピックアップして、CDを涼太の前に並べた。
じっとそれを見つめる涼太。
亜「ただいま!」
裕「あ、おかえり!」
涼太が真剣な顔つきでCDとにらめっこしている間に、玄関から亜嵐くんの声が聞こえて来る。
真剣に見ている涼太は、そんな亜嵐くんの声なんて耳に入っていないようで。
裕太くんが僕にだけ目配せして、玄関に行ってくれた。
たぶん、この涼太とのことを言いに行ってくれたんだろう。
涼「これ、」
龍「ん、これな」
涼太が手に取ったのは、"BRAVE IT OUT" 。
僕らの始まり。
やっぱり涼太の中に、GENEはいるんだ。
…………………………………………………………………………
できるだけ赤星目指してます…!
まとめきれなかったので、明日完結になります!
言ってることバラバラでごめんなさい…
あと少し、お付き合いお願いします!
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りさ - 完結おめでとうございます(*^-^*)作者さんのペースで書き続けて下さい(*^-^*) (2021年9月22日 4時) (レス) @page34 id: fac51451cf (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 完結おめでとうございます(*^-^*)作者さんの書き続けて下さい(*^-^*) (2021年9月22日 4時) (レス) @page34 id: fac51451cf (このIDを非表示/違反報告)
りさ - jdhchebbdnさん» いえいえ(*^-^*) (2021年9月22日 4時) (レス) @page33 id: fac51451cf (このIDを非表示/違反報告)
jdhchebbdn(プロフ) - りささん» ありがとうございます (2021年9月20日 22時) (レス) id: 23d7ad1fb8 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 作者さんが決めることなので無理には言いませんが続けて欲しいなと思ってます(*^-^*) (2021年9月20日 3時) (レス) id: fac51451cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:jdhchebbdn | 作成日時:2021年8月21日 18時